モテ男とラブゲーム【TH】

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〜♪




｢もう、朝か｣





アラームを止めて起きようとしたら身動きがとれない。



え？どうしよう!!金縛り？



……って思ったんだけど、冷静になって昨日のことを思い出した。





｢こいつは何で抱きついて寝てんの？｣





私はキム・テヒョンに後ろから抱きしめられている。



こっちに入ってくんなって言ったのに!!



なんとか腕から抜け出し朝ご飯の準備をする。



今日の朝ご飯はパンとオムレツとカップスープ。





｢キム・テヒョンはいつまで寝てんだ｣





寝室に行けばむにゃむにゃしながら寝ている。





｢ちょっといつまで寝てんのよ!!｣




TH｢あ、Aちゃんだぁ｣





そう言ってふにゃりと笑った。



笑ってないで早く起きないと!!





｢早く起きて仕事行くよ!!｣




TH｢ポッポしてくれたら起きる〜｣




｢じゃあ遅刻して怒られて下さい｣





ポッポなんてするわけないでしょ!!



私を誰と間違えてんのよ。





TH｢起きるから待って〜｣




｢朝ご飯はできてるから｣




TH｢あ、おいしそう!!｣





目の前にはパンをもぐもぐ食べているキム・テヒョン。



髪の毛はねてるんだけど笑





TH｢何で笑ってるの？｣




｢髪はねてるから笑｣




TH｢髪はねててもイケメン？｣




｢じゃあ、私は行く準備するから｣




TH｢無視しないで!!｣





私は服を着替え化粧をする。



キム・テヒョンは昨日洗濯をした服を着る。



何で私の家にこの人がいるのか未だに不思議だ。





TH｢そんなに見つめてどうしたの？｣




｢見てません｣




TH｢ねぇ、Aちゃん!!｣




｢何？｣




TH｢ネクタイ結んで!!｣




｢お断りします｣





そういうのは彼女にして貰えばいいんだよ。





TH｢えー新婚気分を味わいたい!!｣




｢私はキム・テヒョンとは絶対結婚したくないから無理｣




TH｢俺は結婚したい!!｣





キム・テヒョンと結婚したら100％浮気されそう。



将来の奥さんは大変そうだよね。





｢それより早く行かないと遅刻する｣




TH｢置いてかないで〜!!｣





私達は二人揃って家を出る。



いつも一人だから変な感じだ。





TH｢このまま同棲しない？｣




｢はぁ？｣




TH｢朝からそんな顔しちゃダメだよ笑｣




｢なにひゅんのよ｣




TH｢うん、可愛い!!｣





私は無理やり笑わされた。



ほんと謎な男だ。





TH｢早く行くよ〜｣




｢ちょっと、手離して!!｣

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