阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ46)

今日:37 hit、昨日:58 hit、合計:421,354 hit

. ページ46

女｢阿部さんって、頭良くって運動出来て凄いですよね！｣

｢…そうでも無いですよ｣

俺の隣に座る女性。

クイズ番組で、何度か共演したことあるモデルさんだけれど俺は正直苦手。

距離は近いし、ボディタッチが多い、それに鼻につくきつい香水の匂い全てが無理だ。

座り直して、俺にピッタリとくっついてくる。

｢すみません。ちょっと離れてもらってもいいですか？｣

女｢え？なんでですかぁ？｣

｢いや、俺彼女いるんで…｣

女｢あっ！そう言えばそうでしたね｣

なんて、わざとらしい返事をすると少しだけ離れる。

あぁ、早く帰りたい。

気を紛らわせるために、グラスの中のアルコールに口をつける。

女｢…彼女さんとはどうなんですか？｣

｢普通ですよ｣

女｢ふーん。普通なんですね…たまには遊んだりとかしないんですか？ほかの女の人とかと｣

｢しませんよ｣

女｢えー勿体ない。かっこいいんだから遊んだ方がいいですよ？…もし良かったらこの後どうですか？｣

なんて言いながら、また体を密着させて耳元に顔を近づけてきて

女｢私の家で飲み直しとか？｣

甘ったるい声で俺にしか聞こえないように囁いてくると、ぶわっと肌が粟立つ。

｢…やめてもらってうですかそういうの｣

グッと体を押し返しすと、残念そうな顔をしていた。