阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ34)

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目黒｢なんで俺は壁なんだよ｣

『おっきいから』

目黒｢そしたら、ラウールだってそうじゃん。むしろ、この場にいる全員でかいからAからしたら壁じゃん全員｣

『なんだろう。他のみんなは壁にするには申し訳ない…』

目黒｢おい！｣

佐久間｢あはは！めめ壁って言うのAくらいだよ｣

『そうかな？佐久間くん本当に目大っきいよね』

佐久間｢いや、Aそれさっきも同じようなこと聞いたよ｣

『えー言ったっけ？』

佐久間｢うん、言ってた｣

ニコニコしながら話してるななんて思いながら眺めていると、Aちゃんは寄りかかっていた目黒から離れ、佐久間の頬に両手を伸ばしそっと包み込む。

『…佐久間くん可愛い』

佐久間｢うおっ…やばドキドキした｣

『でも、男の子っぽいところもいい』

佐久間｢待って、俺今Aに口説かれてる？｣

『口説いてないよー…あっ』

ふざけて、そのまま後ろに倒れると目黒が少し動いていて、壁がなくスーっと後ろに倒れるAちゃん。

そして、佐久間も佐久間でAちゃんに頬を包まれてたから、グッと引っ張られAちゃんの方に倒れ込み、目黒は目黒でやばいと思ってAちゃんを急いで支えようとして、結果的に3人が重なる状態に。

『…びっくりした』

目黒｢いや、俺がびっくりしたよ｣

佐久間｢…俺が1番ビックリしてるかも｣

倒れるAちゃんを後ろから抱きしめるように支える目黒、そして倒れた拍子でAちゃんの胸の辺りに倒れ込む佐久間の姿が。