阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ32)

今日:29 hit、昨日:56 hit、合計:421,288 hit

. ページ32

『…踊ってる亮平くん本当にかっこいい』

それは独り言なのかな？

俺がいること忘れてるもしかして？

そんな事言われたら、俺だって我慢できなくなっちゃうんだけど。

座っていたソファから立ち上がり、体育座りをしているAちゃんの後ろに座り両足でAちゃんを包み後ろから抱きついた。

『亮平くん？』

｢Aちゃん、さっきからテレビの俺に夢中だけど本物ここにいるよ？｣

後ろから、見えるAちゃんの頬は少しだけ赤くなっているのに気がつく。

｢Aちゃん？｣

『…うっ…かっこいい亮平くん見すぎて振り向けない』

｢ふふ｣

後ろから抱きしめていた腕を緩め、体を少し離しAちゃんの体を引いて対面になる様に振り向かせる。

『…っ』

｢目逸らさないでよ｣

『…無理』

俯いたままのAちゃんの顎を少し持ち上げ、下からすくい上げるようにキスをした。

『んっ』

恥ずかしそうな顔をしながら、キスを受けるAちゃんの頬を両手で包み、逃げられないようにもう少しだけキスを続ける。

『…亮平くん…もう、無理…』

｢えー。もう無理なの？｣

顔を真っ赤にして、一生懸命に首を縦に振る。

｢だーめ｣

『えぇ…』

そのままAちゃんの唇に再度唇を重ね、逃げられないように、足や手でAちゃんを包み込む。

逃げられないと察したのか、Aちゃんは大人しく俺からのキスを一生懸命受けていた。

──
リクエストありがとうございます！