阿部の恋人はSixTONESの紅一点5 (ページ1)

今日:57 hit、昨日:56 hit、合計:421,316 hit

. ページ1

よし動こうと、ベッドから降りようとした時。

｢…Aちゃん｣

『あ、亮平くんおはよう』

起きてしまったのか、亮平くんが私の背中からぎゅっと抱きしめ、私の肩に顎を乗せる。

｢…Aちゃんなんでどっか行こうとするの？｣

『え？朝ごはん作るだけだよ。亮平くんはまだ寝てていいよ』

私を抱きしめていた手が緩むと私の手を取り指を絡め手を握る。

｢ダメ…離れないで｣

『あっ！ちょっと…』

そのまま、後ろに引っ張られるように倒れ込み結局亮平くんとまた、ベッドの中に。

『亮平くん…ご飯作りたいの…』

｢やだ…｣

なんて言いながら、また寝てしまった亮平くん。

私はというと、もう身動きが取れないし抜け出すのに疲れてしまって、そのまま亮平くんと一緒に寝てしまおうと思い、目を瞑った。

そして、次に目を覚ますと時刻は10時で朝ごはんの時間はとっくに過ぎていた。

変わらず、私にピッタリとくっついた亮平くん。

少し、体制を動かし亮平くんの方へ体を向けるともぞもぞと動き始め目を覚ました。

｢ん、おはようAちゃん｣

『おはよう亮平くん』

抱きつかれていたが、更に亮平くんに包み込まれるように抱きしめられた。