一般人の私が！？

怪しい者 ページ11

マルコside
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俺達は自分達の縄張りの島に到着した。

その島は昔、海賊で溢れていて、
女は連れていかれるわ、大暴れはするわで
大変だったな。

今は、オヤジがいるからヘーキだけどよ。

なんて、呑気に思っていると
末っ子が

エ「肉！肉肉肉肉肉！」

ってうるさいんで

マ「お前は静かに歩けねぇのかよい！」

拳骨を食らわせてやる。

エースはいじけたように口を尖らせて
ブーブー言ってるがすぐに直る。
そこが末っ子の長所。なのかもな。

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俺達は街の中心に進んで行った。

だが、この島の住人ではない気配がする。
俺は１番後ろに居たから
見れたのかもしれない。

女が、一回りでかい男を蹴り飛ばした所を。

その男は気絶していて、
蹴り飛ばした女は自分でも驚いてるし、
周りの人達の目が飛び出てている。
ホラーだよい…。

それにしても、面白い。
こんな強い女がいるなんてなぁ？
それに、

「ごめんなさい！！！」

なんて、自分で謝ってやがる。

強くて面白い女がこの島にいるとは…。

会ってみたかったが、


エ「何してんだ？マルコ！行くぞ？」

マ「お、おう。すまねぇよい。」

それはできなかった。

捕まる！→←困ったな。

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