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やまと からの帰り道
サキとバイバイしたあと


「ねー、高嗣くん
キス マイのライブのチケットってファンクラブ入らないと取れないの?」


2 「ありがたい事に取りにくいって言われてるよ」


「へー。」


2 「何?ライブ観たいの?」


「玉森さん。一緒に仕事したら
ファンになってしまってさ(笑)」


2 「え、、まじで?」


「清潔感あって 素敵じゃない?!」


2 「……玉、喜ぶんじゃない?
Aが好きって言ったらさ」


「好きって、そーゆーんじゃないよ?」


2 「……そんなこと聞いてないし。
チケットなら俺が取ってやるよ」


「…言い方〜!!」


2 「なんだよ、いらねーの?」


「…欲しいです、、お願いします」


2 「素直じゃん(笑)」

話してるうちに わたしのマンションに着いた


「じゃ、またね〜おやすみ!」


2 「ん。おやすみ!転ぶなよ(笑)」


「転ばないしっ!」
って言ってる側から躓く、、


2 「おい大丈夫かよ〜」
って手を掴まれた


「大丈夫だよぅ」


2 「部屋の前まで送るわ」
って手を繋いだまま…高嗣くんが離さないから
わたしもそのまま繋がれてた。



酔ってるからかな// 全然嫌じゃなかった。



「…部屋…ここだから…」


2 「そっか…」


「ん……」


2 「おやすみ」
って手をギュッて握ってから離した高嗣くん





子どもの頃ぶりに 繋いだその手は
とっても大きくて、暖かかった。





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作者名:mer | 作成日時:2020年8月1日 17時

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