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JH side
あの時のことを思い出せば、吐きそうになるし、自己嫌悪に陥りそうにもなる。
あの女が俺の部屋のものを盗み、俺の全身を舐めるように見て触ってくる。なんで俺が。なんで俺だけが。
心臓の底から煮えたぎるような怒りと、体の筋が凍りつくような寒気は今でも忘れられない。悲しかった。自分が人間として見られていないように感じて。容姿だけを見て「綺麗」だの「美しい」だの俺の本質を見てもらえないことに昔からコンプレックスを感じていた。
皆が見ているのは俺じゃなかった。
ただ、ユンジョンハンを見てほしかった。
そんな引け目を感じていることにピークを迎えた時、あの事件が起こった。俺の心はもうボロボロだった。再起不能かもしれないとも考えた。アイドルというこの仕事もやめようとも考えた。もしかしたら自分がここに座っているだけで誰かに監視され、誰かに見かけだけの言葉をどこかで言われているかもしれない。
見えない視線、聞こえない評価に蝕まれていった。内側から壊れていくのをひしひしと感じるだけの時間が過ぎた。自分が壊れて、本質さえ見てもらえなくなってしまったら。メンバーにも失望され、いつか見放されるかもしれない。
大好きなメンバーには、ユンジョンハンを見てほしい。その事件があってから毎晩泣いていた。
怯えて、怯えて、耳を、目を塞いで。
ひとしきり泣いた。
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ぷぅ(プロフ) - かなとさん» 失礼致しました(；；)外しました。これからは気をつけます(；；)ご指摘ありがとうございました。 (2019年4月13日 17時) (
レス) id: fc259b1187 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月13日 7時) (レス) id: a6e6d18aa3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷぅ | 作成日時：2019年4月13日 1時
