color〜いろとりどり 2

story-86.手越side ページ38

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手越side.


小山「あれ？手越だけ？まっすーここにいなかった？」


困り果てたスタッフさんが落ち着くのを待ってると俺もようやくおかしなテンションが落ち着いた。


手越「あーいたけど、いない。」


加藤「なんだよそれ。忍術でも使ったの？(笑)
ていうかまっすー帰り支度遅いのに、支度始めも遅くなったら待ってらんないんだけど。」


不満そうに腕を組むシゲのクリクリした目が俺を捉える。


加藤「お前もうシャワーした？してないよね？汗だくのまま俺んち入らないでね(笑)」


実は今日は、メンバー4人だけでシゲんちで打ち上げしようってなってんの。


シゲんち行くのも初めてだし、最終日に4人だけでっていうのも初めて。


シゲは早くしろよー。って言いながら楽屋に向かって歩いていく。


小山「シゲさ、今日のために色々料理仕込んで来てくれたんだって。楽しみだね。」


手越「そうなんだ！楽しみー！でもおれ食べれるかな？(笑)」


だからあんなに口数が多かったんだ。


シゲは機嫌がいいと早口でいっぱい話すんだよね。


それにしてもまっすーどこ行ったんだろ。

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