story-51.＊増田side ページ2
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増田side
A腰、少しはマシになった?起きたら湿布は張り替えてね。
今日はお風呂に浸からないように。
夜寝る時も、枕かクッションを膝の下に入れて寝るようにしてね。
増田「え？帰ったの？？…」
もちろん部屋に居てるのだと思っていたから。
増田「そら、4時間も寝てたら帰るか…」
少しだけ胸の奥がツンとした。
Aちゃんのメッセージはまだ続いていた。
Aあ、あと、ごめんなさい。勝手にキッチン使っちゃった。
お鍋に入れてるからあっためて食べてね。
その時、お腹がぐぅ。と鳴って、漸くお腹が減っていることを思い出した。
のろのろとキッチンに向かうと、片手鍋がコンロにおいていた。
蓋をあけるとふわっとだしの香りに混ざって、スッキリした香りがした。
増田「お粥…？？」
火にかけると、スッキリとした香りがさらにふわふわとキッチンに漂う。
Aわさび雑炊だよ。
わさびって殺菌効果があっていいんだって。
早く風邪治してね。
ひとくち掬って食べると、優しいだしの味と少しだけツンとしたワサビの香りが喉を通る。
増田「うま。」
どんぶりに雑炊を移し替え、テーブルに移動すると広げていた資料が、端に寄せられていた。
増田「…机、片付けてくれたんだ。」
さりげない気づかいにぽかぽかした気持ちになる。
増田「…帰っちゃったのか。」
また胸の奥がツンとした。
増田「…風邪じゃないって誤解解いておかなきゃな。」
交互に訪れる気持ちが、雑炊の味みたいだなって思った。
残りのメッセージは、マネージャーから明日のスケジュールの確認と、シゲがコンサートの打ち合わせしたいっていう内容だった。
2人には、簡単に返事をすませるとAちゃんの画面に戻る。
お礼と、お詫びのメッセージを出来るだけ丁寧に送った。
そのメッセージが既読になったのは、日が変わってからだった。
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prco(プロフ) - 結璃さん» 結璃さん！ありがとうございます！次の展開からぶわーって進むと思いますのでのんびりお付き合いください^_^ (2018年10月7日 20時) (
レス) id: d34c8d87e3 (このIDを非表示/違反報告)
結璃 - はじめまして！楽しくて一気読みしてしまいました(*^^*)続きも楽しみにしてます♪ (2018年9月30日 10時) (レス) id: cd52497272 (このIDを非表示/違反報告)
prco(プロフ) - シヴさん» シヴさん！ありがとうございます(^^)のんびりお付き合いください(^^) (2018年9月24日 15時) (レス) id: d34c8d87e3 (このIDを非表示/違反報告)
シヴ - めっちゃ面白いです！好きですよー！ (2018年9月24日 2時) (レス) id: 6f833cec91 (このIDを非表示/違反報告)
prco(プロフ) - 吹雪蘭丸2さん» ぎゃー！ありがとうございます！！まさかまさかはじめから見ていただいてたとは…。のんびりお付き合いください^_^ (2018年8月25日 10時) (レス) id: d34c8d87e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：prco | 作成日時：2018年8月20日 21時
