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story-26.＊ ページ27
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あだ名にくん付けはおかしいという彼の主張に負け、"まっすー"と呼ぶことにした。
あだ名とはいえ呼び捨ては馴れ馴れしくて気がひけたが、楽しそうな横顔がこれが正しいって思わせる。
増田「あっ。そういえば、食べれないものあったりする？」.
A「ううん。好き嫌いない。」
増田「よかった！今から行くお店、餃子が旨いんだー。餃子、大丈夫？」
A「そうなんだ！土曜日だし大丈夫♪」
増田「あっ、ごめん、女の子はやっぱ気にするよね…」
A「あ！いやいや、わたしは気にしないんだけど、お客さんとかに失礼かなってね。でも、いまの時期はマスクがあるから、平日でも食べちゃってる時ある(笑)」
増田「マスク、便利だよね(笑)」
増田「もうちょっと行ったところ曲がったとこにあるんだけど、普通、餃子って、これくらいじゃん？そこのねー、こんくらいあってね。旨いんだー♪」
方向を指してみたり、餃子の大きさを表してみたり、リズムを取ってみたり、ふふふと笑う口元を押さえてみたり、忙しそうに動きまわる左手を自然と目が追いかける。
A「手…おっきいなあ。羨ましい。」
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作者名：prco | 作成日時：2018年2月7日 23時
