story-1* ページ2
寒い1月の土曜日…
昼過ぎからフットサルに来ていた。
今日は個サル…いわゆる、その日寄せ集めの人たちでゲームをする。
寄せ集めといっても、このフットサル場もは数えきれないくらい来てて何度も会ったことがある人ばっかり。
つまり、ほぼ顔見知りの人たちだった。
実は人見知りな私は、なかなか深く仲良くなれなかった。
でも、最近はみんなには「ぽんちゃん」と呼ばれるくらい顔見知りになって色んなチームに参加させてもらっていた。
なつ「あ。お疲れさまー!ぽんちゃんも15時からの参加するのー?チーム分け一緒になろう!」
A「あ。お疲れさまー!そうそう15時からのやつー。うんうん!同じチームになろ!知ってる人がいてよかったぁ〜」
なつ「あはは。ぽんちゃん見かけによらず人見知りだもんねー。今日めっちゃ寒くない⁇あたしニット帽かぶったままやっちゃおっかなー。」
A「ほんと寒いねー…。あたしヒートテック2枚着てるよ。(笑)ニット帽いいじゃない?
ほら、あの人もニット帽にネックウォーマーしてるし…。」
なつ「…あの人、あんまり見かけないね?」
A「うん。初めて見るかもー。でもチャラいのに、スパッツも履いてないし、長いソックスの履く人は…元サッカー部だな。」
なつ「出た!ぽんちゃんの服装によって部活分かっちゃう診断!!(笑)
でもスパッツ履いてないし、ジャージじゃなかったらヒザ寒くないのかなー。下半身と上半身の防寒の差が激しいよねー」
よっぽど顔だけ寒がりなんだよー
顔だけ寒がりとかあるー?
足元の軽やかさ重視かな?
なんて、本人に聞こえないくらいの声でクスクス話しながら、開始時間までストレッチしていた。
70人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:prco | 作成日時:2018年2月7日 23時