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部活を久々に堪能して、懐かしくなってその日は終わった。
イデアと僕は去年からアズールにぼこぼこやられてきている。だからやらっぱなし同盟としてどんどん仲良くなっていって今に至る。
帰ってきてヒマだと言ったら、ネトゲをおすすめされたので、してみることにした。ついでにイデアのフレンドIDまでもらった。
その日は、ネトゲをしてみようと思って寮に帰ってきた。まあ帰って速攻で自室に引っ込んだ。
自炊くらいできるから、寮生たちとは一緒に食べない。昔からそうしていた。
翌日、遅めの起床。授業が無いっていいなぁ。
午前中はほぼネトゲに費やした。やり込んでおけばイデアと遊ぶときに困らない。
「はあ………あ」
で、気づいたら昼になっていた。
さすがに外に出たくなった。そういえばここ、自寮だった。
それに放課後は呼び出しを食らっている。嫌だな、今日はモストロ・ラウンジに行こうと思ってたのに。
ため息をついて鏡舎にでる。放課後まではまだ時間がある。時間をどう潰そうか。
…鏡……気分転換にサバナクローに行こうっと！
鏡にダイブしてサバンナへ。
「おお、やっぱいい天気だ」
白い月が見える一面砂だらけのこの場所は、いつでも洗濯日和だ。雨が降っているところはあまり見ない。
でもやっぱり殺風景。ここにレオナがいれば絵にもなるんだけど。
でもここにはマジフト場がある。僕はそんなに上手くなかったけど。朝練で、レオナとラギーにしごかれたことがある。そんなことがあってから、ちょっと泊まりにくい、というか迷いがでる。
「……」
ほんの少し、この場に似つかわしくない匂いがしたような気がする。
なんだろうか、微かな嫌な魔法の残存、あまり深掘りしたくない感じだ。怖気を感じる。しかし…いつのことだろう。
いつだったのか分かれば…。
いや、やめよ。片足突っ込みたくないし。
そう思って、また鏡を抜けて戻った。そろそろ戻らないと調べ始めてしまう。
今、僕は嫌悪感を全面に出しすぎている。自分で分かってしまう。
「オマエ、何様なんだゾ？」
「お前こそ、モンスターのくせに生意気だ」
目の前の狸、もといモンスターのグリムと睨み合う。
トレインが出してきた課題は、コイツに触れるようになれ。あり得ん。
理性があるって言っても、コイツは動物じゃないか。
「落ち着いてくださいー」
まあでも、噂の監督生くんと接点を持てたのは、ありがたいと言える。
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しあ(プロフ) - 雪華さん» コメントありがとうございます。最近ですと呪術廻戦ですかね。 (2021年3月5日 21時) (
レス) id: 46cd819be0 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - 高評価しました!知ってるアニメは何ですか? (2021年3月5日 21時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しあ | 作成日時：2021年2月28日 20時
