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昨晩の情事を引きずって
痛む腰に顔をしかめながら楽屋で着替えてたら、
ひかがこっちに寄ってきた。
「ちねん、」
とんとん、と鎖骨の辺りを叩くひか。
鏡を見ると、1箇所赤くなっていた。
あ、昨日、宏太が…
心臓が変な音を立てる。
嫌だ、嫌だ、嫌だ
暴かれる、
違う、
勘違いされたくない。
何を?
「知念、"いーひと"いたんだな。
どんな子?また今度紹介してよ。
あ、でも程々にしとけよ?」
「ぁ…」
嬉しそうに微笑まれて、嫌悪感が募った。
そして悲しみ。
流れ星。
僕の内側を隠していたジッパーが開かれる。
そこでやっと気付く。
宏太は僕の恋の向く先に、
僕より先に気付いてたってこと。
僕はやっぱり脇役だってこと。
fin.
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ふと某ラジオでの発言を思い出した夜に寄せて。原文を探して勢いで書いた後、こんな題材に使って…と猛省しました。が公開。
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作者名:ponpoco | 作成日時:2021年3月22日 23時