かわいいアイツ ☆Changmin☆ 可愛い彼は大学生7 (ページ5)

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視線の先ページ5

それから数日後

最近人気のレストランで

およそ一ヶ月ぶりの再会となる斉藤さんと

夕飯を共にした

「お疲れ様、今朝は忙しい中悪かったね(笑)」

早番だった私が

斉藤さんのチェックアウトを手伝った

「いえ、そんな事ないです(笑)大分待ちました？」

「いや、さっき来たところだよ」

聞きながら、椅子に腰を下ろした

「そっか、よかった(笑)
あ、今日は何時くらいまで大丈夫なんですか？」

「明日はナイトだから、最悪帰れなくても大丈夫。だからもしそうなったら...泊めてくれる？」

えぇっ、泊めるっ！？

「フッ...(笑)
相変わらず顔に出るよね、冗談だよ」

なんだ、冗談ね、冗談

斉藤さんが以前のように私をからかった

「それにそんな事したら
彼氏、また拗ねちゃうでしょ？」

「はい、まぁ...///」

何だか恥ずかしくて

ポリポリと、まるでアニメのように頭を掻いた

「今日はバイトだっけ？彼氏」

「はい。夜遅くまで掛かるって言ってたから、安心してゆっくり食べて下さい(ひどい言い草)」

・・・とは言え

「とりあえず、何か頼みましょうか」

「そうだね、何がオススメなの？」

テーブルの上にメニューを広げた

「とりあえず、肉料理には外れがないみたいですよ。それからピザなんかも」

小耳に挟んだ評判を頼りに

斉藤さんとオーダーを決めていると

突然ガヤガヤと周りが騒がしくなった

なに...？

「ねぇねぇ、あそこにいるの
もしかしてモデルのチャンミンじゃない？」

え？モデルのチャンミン！？

「あ、ホントだ！
でもなんでこんなところに？」

「何かの撮影かなぁ」

撮影！？

「そうだよきっと。だってこんなに暑いのに冬物のセーター着てるんだよ？」

冬物のセーター！？

まさかまさかと思いながらも

周りのお客さんの視線の先を追うと

なんと！

そこにはビシッっと全身をスタイリングされた

「モデルのチャンミン」が立っていた