アイツの日記帳15 ページ36
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何度も何度も想像してた。
僕の腕の中で、Aさんは一体どんな顔をするのか。
それをやっとこの目で確める事ができたのに、実はあんまりよく覚えていない。
初めての夜はそれほど夢中だった。
でも、とにかく触れるところ全てがマシュマロみたいに柔らかかったな。
痛みに泣く歪んだ顔も、今思い出すと食べちゃいたいくらい可愛い！
ダメだ！さっき別れたばかりなのにもう抱きたい。あんなに何度も抱いたのに。
「ね？(笑)」
「うん...///」
確かにあの日
アイツは帰る間際ギリギリまで私を抱いていた
しかも言われてみれば
今ほど余裕はなかったような気が...
それってつまり
アイツもまた、私と一緒になって
経験を積んでるって事でもあるよね
...嬉しい
「はぁ...
何だかシたくなっちゃった。こんな格好だし」
「え...」
シたく...？
「...ッ！」
私の腰を抱いていたアイツの手が
いつの間にか私の胸を下から包んでいた
「ちょっ、チャンミン...!
まだ日記、途中...なのに...ッ」
アイツのシャツの下
私の耳を甘噛みしながら
胸を揉み上げるアイツの両手に
必死になって訴える
「でももう、こんなになってるよ...？」
アイツが固くなった胸の先端を
人差し指でクリクリッと転がし
耳元で色っぽく囁いた
「...ッ、やめ...
それにもう時間が...ッ///」
こんな事してたらいい加減仕事に遅れちゃう
「それなら...
Aだけでも気持ちよくなって...？」
「...え」
私だけ...？
「僕はその顔が見れればそれで満足だから...」
そう囁いたアイツの右手がスルスルと下に下り
「やっ...」
止める間もなく私の脚の間に忍び込んだ
「や、じゃなくて...さっき言ったでしょ？
大丈夫、Aの気持ちいいところは知ってるから」
それってどーゆー・・・
「あッ...！」
アイツの言う通り
私を知り尽くしているその右手に
あっという間に上り詰めてしまった
「はぁはぁ...///」
お陰で遅刻をする心配はないけど
アイツの日記の続きを読みそびれてしまった
まだ読んでいたかったのに
「可愛かった...(笑)」
ちゅっ...
そんな私とは対照的に
愛しそうに頬にキスを落とすアイツは
すごぉーく満足気
「またそのうち
一緒に続きを読も...？ね？(笑)」
ちゅっ...
...え、また見せてくれるの？
「うんっ！(笑)」
こうして、私を一喜一憂させたアイツの日記帳は
再びアイツの机に戻された
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作者名：ami
| 作成日時：2015年6月27日 10時
