今日:23 hit、昨日:0 hit、合計:401,437 hit
小｜中｜大
アイツの日記帳2 ページ23
「Aさんは書いてないんですか？」
「書いてないよ」
そんな面倒くさいもの(ひどい言い草)
「そうなんですかぁ...
後から読み返すと結構面白いですよ？」
「ふ〜ん」
「Aさんと出会った頃の事も書いてあるから、見せてあげましょうか？」
「ホントに！」
それは面白そう！
「ちょっと待ってて下さいね」
そう言うとアイツはベッドを抜け出し
一糸纏わぬ姿で自分の机に向かった
「...ッ///」
相変わらず、気にしないよね
そういうところ
恥ずかしくないのかな
「はい、これですよ(笑)」
一人赤くなってる私にアイツが日記を手渡し
再びベッドに入ろうとしたその時
RRRR...
家の電話が鳴った
「誰だろ？ちょっと出てきますね」
流石のアイツもパンツだけは身に付けて
電話を取りにリビングへ向かった
一人残された私
うつ伏せに寝転んだ目の前には
アイツが渡した、黒い革張りの日記帳
見ていいかな？
...いいよね？
"Aさんと出会った頃の事も書いてるあるから"
よし、見よう！
私は少しだけドキドキしながら
アイツの日記帳を開いた
「えっと、どのページかなぁ...」
この時の私はまだ知らなかった
目の前のこの小さな日記帳に
あんなにも一喜一憂させられるなんて
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1063人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「東方神起」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ami
| 作成日時：2015年6月27日 10時
