かわいいアイツ ☆Changmin☆ 可愛い彼は大学生 (ページ34)

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とにかく夢中な僕ページ34

「もしもしっ！Aさん？」

Aさんの名前を見るなり

僕は電話に飛び付いた

「うん...」

「どうしたの？
佐々木さんと一緒じゃないんですか！」

「一緒だよ？それで今度皆で集まろうかって話になって電話してみたんだけど...」

「そうなんですか(笑)」

思いがけないAさんからの電話

すごく嬉しかった

「それで、チャンミンの都合も聞きたいから」

「はい(笑)」

「今夜...会える？」

え...

滅多にないAさんからの誘いに(可哀想なヤツ)

僕の心臓が一瞬で暴れ出す

ドキドキドキドキ...

とにかくAさんに夢中な僕

「うんっ！(笑)」

一之瀬さんに誘われていた事もすっかり忘れて

思いきり頷いていた

「...あ！」

だけど次の瞬間

コンビニにいる彼女が目に入り

「なに？」

「そうだ、彼女から食事に誘われてたんだった！」

ようやく先約を思い出した

「...彼女？」

「そう、一之瀬さん」

「・・・・」

「今日、参考書を一緒に選んで欲しいって頼まれて一緒に本屋に行ったんですけど、そのお礼にご飯をご馳走してあげるって言われてて」

「...そう、なんだ」

「はい...」

だけど一之瀬さんには悪いけど

僕は、Aさんに会いたい

だから「一之瀬さんには断るから」

そう言おうとした時だった

「あの・・・」

「それならいいよ、またにしよ？」

Aさんがアッサリそう口にした