・・・はい？1 ページ2
夕飯を食べる為に
久しぶりに寄ったカフェ「Casa」
相変わらず目の保養になるアサヒさん
カッコイイなぁ
まぁ...
「Aさんは何食べますか？(笑)僕はねぇ・・・」
目の前に座るアイツも
「パスタにしようかな！
あっ、やっぱりピザも捨てがたいなぁ、両方...ブツブツ、いや...ブツブツ」
黙っていればかなりカッコイイんだけど
「う〜ん...やっぱり両方頼もう！」
うんうん
かなり大きなピザだけど、それがいいと思う
.
「以上ですね、少々お待ち下さい(笑)」
「ふふっ、Aさんっ(笑)」
「なに？」
「呼んだだけです」
「・・・・」
心のオアシス
アサヒさんに料理をオーダーしてから
私の左手を机の上で
ずぅっとニギニギしているアイツ
「スーツ姿、本当に可愛いです(笑)」
何度もありがとう
「今日で最後ですよね？」
「うん、研修が今日で終わりだから」
「後で一緒に写真撮りましょうね(笑)」
撮る程のものでもないと思うけど
記念だし
「うん(笑)」
周りから見たら
明らかにバカップルな私達
だけど
「ふふっ(笑)」
ご機嫌な様子で私の手に指を絡めたり
親指で優しく撫でたりしているアイツに
「離してくれる？」なんて
そんな事言えるわけもなく(誰？言えよって言ったの)
口から出た言葉は
「チャンミン、大学はどう？楽しい？」
「う〜ん、まだ始まったばかりだから」
「そっか」
「それに僕、人見知りだから...」
アイツが眉毛を下げ
少しだけ不安そうな顔をした
チャンミン...
その顔に胸がキュッとなった
・・・のに
次の瞬間アイツは信じられない事を口走った
「だからAさんに
僕と一緒の大学に入って欲しかったのに」
・・・はい？
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作者名：ami
| 作成日時：2014年2月1日 23時
