【鬼滅の刃】悪女(？)は夢主’Sセコム

弐の戸惑い ページ3

その後何とか彩愛(と呼んでほしいと土下座された)を落ち着かせて屋敷に帰ってきた。

「ピギィィィィ！！！！任務任務！！
夜柱椿A北北東ノ村へ向カエ！！」

「紫音、ありがとう。

今すぐ向かう。

じゃ、獪岳行ってくるね！」

「あぁ」

大事な大事な継子である獪岳の頭を軽く撫でて任務に向かう。

「紫音、案内してくれる？」

「勿論！！」

「ありがと」

急いで教えてもらった場所へと向かう。

「い、嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！」

悲鳴！！

視界の先に１人の鬼と今にも襲われそうな女性が見える。

夜の呼吸壱の宵

ー夜月華ー

「ｸﾞﾜｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ！！！！！！！！」

「来世は友達として会おうね」

鬼は涙を流しながら消えていった。

「大丈夫ですか？」

「あ、ありがとうございました...」

「紫音、此の女性に藤の花のお守りを」

「了解！」

「此のお守りは先程の生き物

鬼と呼ばれる存在から貴女を護ってくれます。

どうか大切な人と笑って生きてください」ﾆｺｯ

「ど、どうかご武運を...」

「ありがとうございます」

「ピギィィィィ！！！！任務任務！！
景信山へ向カエ！！」

「分かった」

「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！！」

【ドドドドドド】

私の直ぐ横を物凄い速さで走り去って行ったのは彩愛だった。

「彩愛！？」

「」ﾋﾟｸｯ

動きを止めたかと思った直後

【バタッ】

「彩愛ぇぇぇぇ！！！！」

「ｸﾞﾊｯ」

「彩愛ノ事ハ気ニシナイデ向カッテ！」

彩愛の鴉である冬花がそう行ってくれたので彩愛を任せることにする。

「頼んだよ！」

そうして私は走り去った。

・・・

「A様のお声...

ハッ！！

A様の付近に鬼が出る気がする！

A様ぁぁぁぁ！！！！」

【ドドドドドド】

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