ツラい時側にいてくれたのは…2

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ふと携帯を見るとざわくんから連絡が来ていた。

ざわくん連絡来ないけど大丈夫?

ざわくんおーい、Aー?

ざわくん今日は撮影も終わって家帰ってきたから、帰る時連絡してね

ふふっ、心配性だなぁ。

もう少しで帰れるという安心感からか、頭痛とめまいが顔を出し始めた。

Aなんとかこの時間まで大丈夫だったよ。

A21時で上がれそうだから、お迎えお願いします

ざわくんに連絡だけして、作業を再開した。

21時になり、帰る準備をする。

ざわくんお疲れ様。いつものとこで待ってるよ

ざわくんから連絡がきていた。

いつもお迎えに来てもらった時に、従業員通路の近くに車を停めてくれている。

そこに向かっている間に更に体調が悪くなってくる。

虫「A！」

ざわくんの声が聞こえて安心して、道路なのに座り込んでしまった。

虫「A、荷物貸して。
腕捕まっていいから、車行ける？」

ゆっくりと歩いて車までついた。

虫「はい、好きなミルクティー買っといたよ。
あとブランケットかけて。
暖房つけてたけど、寒くない？」

『ん、大丈夫。』

クラクラしていて目の上に腕を乗せる。

虫「クラクラしてるん？
早く寝かせたいから車出すけど、気持ち悪くなったりしたら言ってよ？」

『ん…』

ざわくんが運転してくれて、体調は変化のないまま家までついた。

部屋までも支えてもらって、即ベッドの上に寝かされた。

虫「もう、だから言ったやん。
無理して仕事行って、つらい思いするのAなんだから、無理せんでよ。
Aのしんどいところ見たくないんよ。」

『ごめん…』

虫「Aのことだから仕事中は体調悪いの忘れてたんでしょ？
もう今は体調悪いから、説教はまた今度ね。」

『うっ…図星だし…説教は勘弁…』

虫「何回言ってもわからんおバカなAには、お説教が必要です。」



次の日、少し体調が良くなり調子に乗って家事をしていたらさらに説教されました。


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