ツラい時側にいてくれたのは…2

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しばらく仕事を再開してたけど、だんだん頭痛がひどくなってきた。

そっとパソコンを閉じて机に突っ伏した。

目を閉じてもクラクラしてるし、お腹も重たい感じがする。

今の状態だとつらいから床に横になってみる。

床がひんやりして気持ちいい。

虫「Aちゃん！大丈夫？」

虫さんの焦った声がした。

と「えっなに、どうした？
Aちゃん！Aちゃん！」

としみつも焦っている。

『ごめん。大丈夫。
楽な姿勢探したら床だっただけ…』

虫「ソファまで行ける？床だと身体冷えちゃうから」

と「支えるから、立てるか？」

『ありがと…』

ソファまできた。

これ多分生理だなぁと頭の片隅で思っていた。

虫「体調は？どこが痛いとかある？
気持ち悪いとかは？」

と「体温計持ってきたげぇ、計りん？」

『熱はないから大丈夫。
少しクラクラしてて、頭とお腹が痛いくらいだから…』

虫「Aちゃん、もしかして…アレ？」

『多分…そろそろ…』

と「ん？なに？」

虫「女の子のだよ。」

と「あぁ、あぁ〜なるほどな。
とりあえずブランケットかけて休んどけ。」

ガチャ

て「やっと編集終わった〜！
A構って〜褒めて〜はっ！？
Aどうした！？体調悪いの！？
熱は！？計った？なんか欲しいものある？」

あとからきたてつやがテンパってる。

『てつや、大丈夫だから』

虫「Aちゃん女の子のアレみたいだよ。」

て「あぁ〜そっか…よかった…
でもAつらい方だよね？明日から大丈夫？」

『明日も仕事は休みだし、明後日からはなんとかするよ』

て「心配だなぁ…あ！今日は泊まったら？
そしたらそのまま明日も様子見れるし〜」

『そうしようかな。
この調子なら明日は動けないと思うし。』

て「決まり！」

次の日予想通り動けない私の身の回りの世話をてつやはしてくれた。

『ありがとね…てっちゃん！』

て「もうてっちゃん呼びしてくれるならなんだって許しちゃう。」





虫「僕たち最後空気だったね。」

と「な。バカうざいな。
てつやよりも先に発見して動いてたのにな。」


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