ツラい時側にいてくれたのは…2

_ ページ24

ふと目を覚ますと朝の5時。

てつやはよく眠れているみたい。

顔色も良くなってきている。

不快感を感じて、トイレに行くと生理になってしまった。

『うわ…まじ…？』

幸い泊まりに来ることが多いてつやの家に一式置いているから良かった。

もう一度眠ろうか悩みながらてつやの部屋に戻ると、

て「あ、A、けほっ」

てつやが起きてケータイをいじっていた。

『起きてたんだ、気分はどう？』

て「吐き気はなさそうだし、少しおなかもすいた。」

『よかった…』

おでこを触ると、確かに少し下がっていそう。

『まだ起きてすぐだから、少ししたらご飯食べてみよっか？』

て「うん！
それよりA、なんか顔色悪くない？
もしかして…うつった…とか…？」

『えっ、ううん、うつってないから大丈夫だよ。
さっきまで寝てたからじゃない？』

て「うーん…そうなのか…？」

病人のてつやに心配を掛けたらいけないと焦ってケータイに視線を移す。

りょうてつや大丈夫かな?

りょうAも無理しないで、なにかあったら連絡してね?

Aありがとね

りょうからラインがきていたので返事をしておいた。

てつやはもう眠れないのかyoutubeを見始めた。

『大丈夫そうならご飯準備してこようか？』

て「うん！食べたい！リビング行こ！」

身体が冷えないように服を羽織らせて、一応支えながらリビングに行く。

昨日作っておいたうどんを温めて食べさせる。

初めは少しずつ食べていたが、吐き気は大丈夫そうでおかわりもして完食をした。

てつやの部屋に戻り、ベッドに寝かせようとする。

て「もう寝れん！たくさん寝た！けほっ
ゲームしたい！くそぉー！げほげほっ」

『はいはい、まだ熱あるんだし大人しくして。
頭も痛いんでしょ？』

て「な、なんでそれを…」

『病人は寝てくださーい。
早く治してくださーい。』

生理のせいでおなかが痛くて自分も休みたいから、早くてつやを寝かせようとする。

そういえば、りょうにも連絡しておかなきゃ。

Aりょうおはよ。てつやはまだ熱はあるけど、ご飯は食べられるようになったよ。

Aざわくんはどうかな?りょうもうつらんように気を付けてね。

てつやを見ると、やはり体力は落ちているのか気持ち良さそうに眠っていた。

_→←×tetsuya&ryo

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す