瑠姫×バ先の先輩 ページ19
白岩瑠姫
ねえねえ、瑠姫先輩
ちょっと周りに
愛嬌振り撒きすぎじゃない？
だって
瑠姫先輩の彼女は、
私だけでしょ？
･
瑠姫先輩とはバイト先で出会った。
『白岩瑠姫』という名前に負けない顔面
背も高くてスラッとしてて
おまけに誰にでも優しい性格の持ち主。
だけどヤキモチ焼きな私は
瑠姫先輩と付き合ってて幸せなことばかりではない。
…だって、瑠姫先輩死ぬほどモテるんだもん。
『ねえねえあの店員さんかっこよくない〜？』
『ね〜！ほんと王子様みたい！』
なんて2人組の女の子が瑠姫先輩を見て騒いでる声が
私の耳に入る
瑠『A、これ14卓に持ってって』
…げっ
14卓ってさっきの女の子たちのテーブルじゃん…
瑠『俺今手離せないから、お願い』
｢…持ってきますね！｣
･
｢失礼致します｣
｢こちら苺のパンケーキと、抹茶パフェになります｣
『え〜あの店員さんじゃないんだ…』
なんてボソボソ言ってる声、聞こえてますよ？()
｢…それでは、どうぞごゆっくり｣
『…あのっ』
『あそこにいる店員さんって…彼女いますか？』
｢…え？｣
彼女たちの目線の先には当然瑠姫先輩がいて。
｢…ちょっと…分からないです…すいません｣
私は逃げるようにその場を去った。
『もし居なかったら私たちにもチャンスあるじゃん』
私は、背中にぶつかるその声に
耳を塞ぎたくなる気持ちを必死に抑えた。
･
その後もしばらくあの女の子たちはお店に居て、
お会計は瑠姫先輩が対応していたからか
すごく嬉しそうだった
…モヤモヤする
最初は、あの瑠姫先輩と付き合えたって
ずっと夢を見てるような感覚だったけど、
その分心が苦しい。
･
瑠『A、帰ろ』
もう俺ら上がりの時間じゃん
その言葉に時計を見ると
確かにそんな時間になっていた。
最寄りまで瑠姫先輩と一緒に帰る帰り道。
瑠『どうしたの？元気ない？』
｢…私、自分が嫌になります｣
瑠『…なんで？』
｢…瑠姫先輩は私の彼氏なのに…｣
瑠『もしかして、ヤキモチ焼いてくれてるの？笑』
｢…っ｣
瑠『でも今日、Aがあの2人組のお客さんに俺の彼女聞かれた時…、本当のこと言ってくれなくて寂しかったよ？』
｢…え、聞いてたんですか！？｣
瑠『俺は期待してたのにな〜』
瑠『私と付き合ってます、って言葉』
瑠『俺の彼女はAだけだよ？』
そう言って私の頭をポンポンする瑠姫先輩には
きっといつまで経っても敵わない。
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arumo(プロフ) - 梓さん» 本当に嬉しいですありがとうございます😭梓さんのセンスハンパないです大好きです🥺全然そんなことないです終始ニヤニヤしながら見てました…勇気出してリクエストしてよかったです‼️ほんとにありがとうございました😫💖 (2021年9月30日 9時) (
レス) id: 77cf3ba3f2 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - arumoさん» いつもお話更新されるの楽しみにまっております💞えええ読み返して下さってるなんて、、嬉しすぎて涙が出そうです😭拓実さんのお話…私の文章力だと秘密感が微妙だったかもです💦ですがリクエスト本当にありがとうございました‼️ (2021年9月29日 22時) (レス) @page46 id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
arumo(プロフ) - 梓さん» え…ちょっと待ってください…読んでくださってるんですかありがとうございます😭‼️もうほんとに梓さんの書くお話好きすぎて何度も読み返してます🥲✨嬉しいですありがとうございます楽しみにしています🥺💓 (2021年9月29日 0時) (レス) id: 77cf3ba3f2 (このIDを非表示/違反報告)
梓(プロフ) - arumoさん» わぁぁぁぁ！arumoさん😭😭😭いつもお話読ませてもらってます‼️コメント頂けたことが嬉しくて飛び跳ねました😂景瑚のお話書き終わったら秘密の社内恋愛拓実さん書かせて頂きますね💓 (2021年9月28日 23時) (レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
arumo(プロフ) - 梓さんの作品いつも楽しく読ませて頂いてます❣️同期の拓実くんと秘密の恋愛が見てみたいです！よかったらぜひよろしくお願い致します😌 (2021年9月28日 23時) (レス) id: 77cf3ba3f2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年9月13日 3時
