婚約者から愛される方法【五条悟】

硝子side ページ18

1年みっちり私が調教した結果。




悟「ブス」




貴方「何か言いましたか？坊っちゃん」




悟「聞こえなかった？もーいっぺんいってやるよ

ブス」




黒い笑みを浮かべて、五条に怯むことなく歯向かうA。




貴方「あらこの前飽きもせず不貞を働いたゲスの男にブスなんて言われたくないんですけど？

本当…呆れる」





悟「……え、まだ怒ってる？」





貴方「当たり前です。
だって私、貴方のこと愛してますから？」




こっっわ！！
いや、なんさ陰湿な悪役になりそうなんだけど。
もっとさほら、ウチラみたいな？かるーいかんじを求めてたんだよ？





貴方「まぁ貴方は私の事愛してないですけど」




偶にこの乙女Aが出てくるのが可愛い。
五条も段々これにハマってきてるらしいし？
まぁ…悪くはないけどさ。




悟「許してくれたじゃん、」




貴方「はぁ…」




なんと言うか、




硝子「ねーねー、A
無理に悪役になる必要ないんだよ？」




垣間見える人の良さが…うちらの良心に突き刺さる。





貴方「で…でも…やらなきゃ！」





悟「いや…無理だって」





貴方「悪役にならないと、
悟くんに寄ってくる美人さん達に負けちゃうんだもん！」




ぐぅ…




悟「……硝子」



硝子「絶対にこっから動かない」



悟「今ならこいつに言える」




あーぁ。
こっちが早かったか。




硝子「言わせない」




貴方「なにを？」




硝子「こっちの話」




あー、なんだろう。
これからが楽しみだ。

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