【男主】ぽまえらなんで全員‪α‬なの？【東iリiベ】

45度目のアーッ♂危機 ページ45

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　半間も全て飲み干してから、空になったビンをじっと見ながら歩いていた。



「なぁ、百目鬼ィこれ見たかぁ？」

『あ？何も見てねーけど』



　ほい、と目の前に見せられたビンのラベルの食品表示と下に注意書きがある。適当に目を通していけば最後に赤い小さい文字で俺にとって超重要な事が書いてあった。


※‪α‬性の方はラット状態になる場合がございます※

※ヒート促進効果があるので、Ω性の方はご注意ください※



『え、やばい。全部飲んじゃったんだけど？てかラットって何？お前も飲んだよね？』

「お前と同じだよぉ発|情するってことな」



　なにそれ聞いてない。‪α‬もそういうのあるとは全く思わなかった。するとしてもΩのヒートにあてられたときしかないだろうとおもってた。じっと電マの様子を見てみるがかなりケロッとしている。やっぱりこいつはカエルなのかもしれない。(違う)



『じゃ帰るか。電マバイクだーして♡』

「お前なぁ？人に頼むときぐらいちゃあんと呼べねぇのかよ？」



　駐車場に着くと便所行ってくるわ、と半間は俺に鍵を渡して行った。渡されてもバイクどこにあるか分からねぇから、便所の前で待っていると、少し身体が熱くなってくる感じがする。



『…早くしろよ、…』



　携帯を開いて、閉じて待っていればかーさんから着信が来た。すぐ電話に出て話しかける。



『もしもし？』

《そろそろ帰る？私ちょっと出掛けてくるから鍵いつものとこに置いといていい？》

『あー、うん。今から…』



　話の途中で中からガタガタッと音がして、なんだ？と思って様子をうかがえばそれから物音は一切せず静かになった。多目的トイレだから中に入ってるのは半間だけだから、大丈夫かー？と声を掛けたが何も返事はない。



《A？》

『あ、ごめん。今から帰るから鍵いつものとこでいい』



　そう言って、通話を終了して引き戸を開けようとすれば鍵はかかっていなかった。なんで開いてるんだ、と考えながらも特に警戒せずに引き戸を開ければ、設置されている洗面器の前で佇む半間と鏡越しに目が合う。髪も顔も水で濡れていて、明らかに様子がおかしい。てかなんか目血走ってないか？俺もしかして危ないのでは？と後ずされば半間にすぐに捕まった。



「ばぁか♡」



　全然目が笑ってない笑みを浮かべる半間に喉がひゅっと鳴った。


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えろ書けないからどう回避するか…

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