【男主】ぽまえらなんで全員‪α‬なの？【東iリiベ】

4度目のアーッ♂危機 ページ4

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「A！！いつまで寝てるの遅刻するよ！！」


　目を覚ましたのはいつもの自分の家。寝坊すると仕事に行く前のかーさんに起こされる。現在デジタル時計は7:45を表示している。思ったより早いな準備急げばギリギリだろうな〜と思いながら、ベッドからでるとバン、と勢いよく扉が開かれた。

　ここで皆さんに問います。思春期真っ只中の男子高校生の部屋をノックもせず声もかけずに入る母親はどう思いますか？俺は場合によっては大変焦るので本当にやめて欲しいです。



『え、なん…なに…』



　俺は結構温厚なので何勝手に開けてんだよクソババア！！！なんてことは言いません。悪いことは言わない。俺の女にならないか？(？)
　うつつを抜かしている間に無言ドアウーマン(母)は俺に謎の布を首に巻き付ける。首に…巻き付ける…？




『おい！？ガチめになにしてんの？！？首輪！？』

「まだ寝惚けてるの？いつも付けてるでしょ。首輪なんてやめてよネックコルセットよ。自分の身ぐらい自分で守りなさい」




　いつから俺そんなドM雄豚野郎に成り下がった？いや自分の身はいつもの通り殴って守ってるけど。待って本当に理解出来ない。ぽかーん、と俺だけ置いてかれる中でグイッとネックコルセットとやらの糸を絞められてグエッと声を漏らした。アカン俺蛙なのバレる。




「よーし、じゃ行くわ。絶対油断するんじゃないわよ」

『お、…おう…行ってらっしゃい』




　そして部屋に残された俺はゆっくり動き取り敢えず鏡を見た。もしかして俺…誰かと入れ替わってる！？




『はい、いつもの俺〜飯食お』




　以下略、もう家を出るわけなんだけど。大体弁当しか入ってないバッグには謎の薬瓶が入っていた。瓶になんか書いてんな。




『即効性発|情期抑制剤………なんだこれ』



　後々思うが取り敢えず、そのままよく分からんが突っ込んでおいた俺を全力で褒めたい。
　ドン、と窓ガラスを叩く音がした。視線を向けた先には何故か黒龍のイヌピコ太郎(正:乾青宗(愛称イヌピー))がメンチ切って待ち構えていた。




『もしや朝から喧嘩？いや…知らない世界の昨日の俺もしかしてイヌピコ太郎に喧嘩売った？』





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