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キ「カンタさん富永さんお花届きました」



ト「おー、だれ?」



キ「Aからです」



カ「Aちゃん情報が早い!」




キイチが持ってきたお花には


しっかりと君の名前が書かれていた



.





カ「もしもしAちゃん今大丈夫??
お花届いたよありがとう!ん?うん、
あ、そうそう!」


ト「Aありがとうー!」


カ「ははっ酔ってるごめん(笑)」


.




電話越しの君はきっと笑ってるだろう


なにも知りもしないのにそんな気がした


なんで?どうして?って


話したこともないのに君に


聞きたいことがいっぱいで




カ「キイチが迎えにいくよおいで」



キ「どこですか」



カ「家だって」



キ「15分くらいで着くって伝えてください」



カ「15分くらいで着くって、うんはーい」





キイチが走っていく中


電話を切ったカンタくんは嬉しそうに


カ「お客さんもう1人くる」


そういった



.




きっとたぶん来るのは君だ



もしかしたら話せるかもしれないと



少しの期待と



大きいドキドキ




にやけそうになるのを



グラスに入っているお酒で誤魔化した

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作者名:れ も ち ょ | 作成日時:2019年7月18日 4時

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