ちょーだい。34 ページ37
ー廉sideー
・
廉「なんでAとおったん?」
廉「用があるなら俺に直接来たらよかったやん」
中学以来かもしれない。
こうやって二人きりで話すのは。
本当はもうこんな風に話すこともないと思ってた。
でもAがまた苦しそうだったから。
俺に出来ることは少ししかないことは分かってる。
でもその少しで君をほんの少しでも救い出せるなら
過去にだって向き合える。
百合香「だって廉くん会ってくれないと思って」
百合香「また廉くんに会いたくて」
廉「紫耀がおるのに?」
百合香「紫耀はただの幼馴染で…」
ただのね…
その言葉がどれだけ想う人間を苦しませるのか、
想われる人にはわからないのだろうか。
廉「紫耀がお前を守るように
俺もあいつのこと守りたいねん。幼馴染やから。」
廉「じゃあもう行くな」
百合香「あ、あの…サッカー部もう入らないの?」
百合香「廉くんがまた入ってくれるなら私も…」
廉「もう入らん。俺にはAおるから。」
今の俺にはもうサッカーは練習だけで十分。
恋愛が全てじゃないのは分かってる。
でも
俺は
君が苦しい時
いつでも1番に駆けつける幼馴染でいたいから。
もう二度と君と離れたくない。
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さとさと(プロフ) - renchkaさん» 大変お待たせいたしました。本日からPart2公開致しました。移行先でもよろしくお願いします!お話を好きだと言って下さりとても嬉しいです。またコメント下さると幸いです! (2019年10月1日 20時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - このお話とても好きです。続きがとても楽しみです、更新はもうされないのでしょうか? (2019年8月16日 19時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
さとさと(プロフ) - かなてんさん» ありがとうございます!これからさらに胸が痛くなると思いますがかっこいい廉くんをかけるように頑張ります(^ ^)これからもよろしくお願いします〜! (2019年1月26日 11時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - 切なすぎます。頑張ってください! 応援してます。 (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - めっちゃ面白いです! なんか胸が締め付けられる!! (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さとさと | 作成日時:2018年1月23日 23時