ちょーだい。

ちょーだい。31 ページ34

ついに打ち明けた。

馬鹿だ、って呆れたかな？


でもそれほどまでに私の気持ちは日に日に膨らんで、苦しくて仕方なかったんだ。







廉の前で流した涙。

それは紫耀のために流した涙。


廉は何も言わずに私が泣き止むまで待ってくれた。


そして昨日はその後何事もなかったように

今日は俺んちでご飯食べようや。って手を引いて帰ってくれた。




紫耀と百合香ちゃんはいつもお似合いで
私が入れる訳ないことはわかってるのに


勝手に傷ついて周りの人も困らせる。

早く諦められたらいいのに。

だけどこの気持ちの片付け方が分からない。









今日はもう疲れたし
お母さんに頼まれてた買い出しだけ行って帰ろう。



向かいの横断歩道を渡った時

「Aちゃん？」









そこには

なんとなく今会いたくなかった彼女がいた。








A「百合香ちゃん…」








* ⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ *

起きてびっくり。
知らない間に沢山の方に来て頂いてました。
今日知って下さった方もいつも読んでくださってる方もありがとうございます！
さらに切なくなるかもしれませんがどうぞよろしくお願いします；＿；

引き続きお気に入り、評価、コメントお待ちしております⍤⃝♡

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