ちょーだい。4 ページ4
ー廉sideー
・
〈永瀬くん！お昼一緒に食べない？〉
廉「あー、今日は先約がおるから
ごめんな？」
〈今日一緒に帰れない？〉
廉「ごめん、委員会あんねん」
今日も断ると
〈永瀬くん、やっぱ好きな子とかいるのかなー。〉
なんて声が聞こえる。
￣￣￣￣￣￣
A「ちょっと」
廉「ん？」
A「私、お昼食べる約束とかしてないんですけど？」
屋上でAとお昼ご飯。
廉「まぁ、まぁ、まぁ♡」
廉「女子にばーって囲まれるの苦手やねん」
廉「だから、ここは避難場所、的な？」
A「私だって女子なんですけど…」
A「おかげで万理華とお昼食べれなかったーー」
なんて愚痴をこぼす君に
廉「じゃあお詫びとして、やる」
ポンとコーヒー牛乳を置くと
A「今日は、一緒に食べてもいいけど」
途端に大人しくなる。
コーヒー牛乳で、素直になるとか。
単純。
廉「あーいい子いい子」
くしゃっと君の頭を撫でる。
パーマもカラーもしたことのないサラサラなこの黒髪に触れるのが好き。
A「明日は無いからね〜」
なんて言いながらコーヒー牛乳を上機嫌で飲んでる君が
可愛いと思った。
機嫌がいいと君はわかりやすく鼻歌を歌う。
しかも毎回同じフレーズなのがおもしろい。
緩みそうになる頬を抑えながら
お弁当を食べる。
廉「あと、今日委員会終わるまで教室で待っといてな」
放課後、恋人でもない君と一緒に帰る。
理由は隣に住む幼馴染みで帰り道が一緒だから。
そう納得してる君をいいことに、これが当たり前になっていた。
やっぱり俺の世界は君を中心に回っている。
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さとさと(プロフ) - renchkaさん» 大変お待たせいたしました。本日からPart2公開致しました。移行先でもよろしくお願いします！お話を好きだと言って下さりとても嬉しいです。またコメント下さると幸いです！ (2019年10月1日 20時) (
レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - このお話とても好きです。続きがとても楽しみです、更新はもうされないのでしょうか？ (2019年8月16日 19時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
さとさと(プロフ) - かなてんさん» ありがとうございます！これからさらに胸が痛くなると思いますがかっこいい廉くんをかけるように頑張ります(^ ^)これからもよろしくお願いします〜！ (2019年1月26日 11時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - 切なすぎます。頑張ってください！ 応援してます。 (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - めっちゃ面白いです！ なんか胸が締め付けられる！！ (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さとさと | 作成日時：2018年1月23日 23時
