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ちょーだい。16 ページ18

ー廉sideー











日曜日、珍しく静かな日を過ごした。





二階の窓からトントン叩いて
部屋の窓から不法侵入をしては

俺のベッドで漫画読んだり、ゲームしたり
お菓子持ってきてとか騒がしい君が
今日は来んかった。

昼になっても、夕方になっても。






電話をしてもメールをしても
返事は来なくて

具合でも悪いんかと隣の窓を覗くと
閉められたカーテン。







君はいつも俺の部屋に来やすいからとか言って家にいる時は大抵カーテンは開けっ放し。


危ないから閉めろって言っても
日光が入ってこなくなる、なんて

何かしら理由をつけては聞き入れなかった君なのに。









相当悪いんかもしれん。
心配になって、自分ちの冷蔵庫から
冷えピタと果物とゼリーを出して
家をでる。







…俺はオカンか。なんて1人ツッコミつつも
外に出るともう暗くて
夜になろうとしていた。


隣の家のインターホンを押そうとした時

少し遠くから声が聞こえて






「送っていくよ」
「いいよ、ここで」
「遅くなったし、お母さんとか心配してるんちゃう?」
「大丈夫だよ」






街灯に照らされたのは君と紫耀だった。








A「…あ、廉」
紫耀「廉?どしたん?」


廉「あ、うん。ちょっと…」





手を繋いだ紫耀と君を見て
咄嗟に俺は右手に持っていた袋を隠す。





具合は悪くないみたいで良かった。
でも、今日Aは紫耀と出掛けてたってこと。
また自分で苦しむ道を行くなんて、きっと君はどうかしてる。









なぁ、

紫耀にとってAは何?

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設定タグ:永瀬廉 , 平野紫耀   
作品ジャンル:恋愛
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さとさと(プロフ) - renchkaさん» 大変お待たせいたしました。本日からPart2公開致しました。移行先でもよろしくお願いします!お話を好きだと言って下さりとても嬉しいです。またコメント下さると幸いです! (2019年10月1日 20時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - このお話とても好きです。続きがとても楽しみです、更新はもうされないのでしょうか? (2019年8月16日 19時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
さとさと(プロフ) - かなてんさん» ありがとうございます!これからさらに胸が痛くなると思いますがかっこいい廉くんをかけるように頑張ります(^ ^)これからもよろしくお願いします〜! (2019年1月26日 11時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - 切なすぎます。頑張ってください! 応援してます。 (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - めっちゃ面白いです! なんか胸が締め付けられる!! (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さとさと | 作成日時:2018年1月23日 23時

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