ちょーだい。15 ページ17
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紫耀「A、ありがとね」
A「え?どうしたの急に」
いつもふわふわしてて天然で
ちょっとおばかな発言ばかりの紫耀なのに、
紫耀「いつも俺のわがまま聞いてくれて」
紫耀「いつも俺ばっかAに迷惑かけてるからさ、何かAの言うことも聞くよ?」
呑気に棒アイスを食べてる私に
いきなり真剣な眼差しを向けてくる。
澄んだ瞳が私だけを捉えた。
私のわがまま…
言ってもいいのかな?
ー百合香ちゃんの所に行かないで。ー
本当はそう言いたかった。
だけど
今の私にはとても言えたものじゃなくて
A「じゃあ1日だけ、私とどっか出掛けてよ」
臆病な私には
このお願いが精一杯だった。
1日、一緒にいて。
1日、紫耀を独り占めさせて。
裏を返せばそんな意味になっていた。
紫耀「うん、いいよ」
だけど紫耀はそんなこと、
これっぽっちも意識なんてしてないだろう。
浮かれてしまうのはいつも私ばかり。
楽しみやね。って、微笑む紫耀の頭の中には、私の存在はどれくらいのものなのだろうか。
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さとさと(プロフ) - renchkaさん» 大変お待たせいたしました。本日からPart2公開致しました。移行先でもよろしくお願いします!お話を好きだと言って下さりとても嬉しいです。またコメント下さると幸いです! (2019年10月1日 20時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - このお話とても好きです。続きがとても楽しみです、更新はもうされないのでしょうか? (2019年8月16日 19時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
さとさと(プロフ) - かなてんさん» ありがとうございます!これからさらに胸が痛くなると思いますがかっこいい廉くんをかけるように頑張ります(^ ^)これからもよろしくお願いします〜! (2019年1月26日 11時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - 切なすぎます。頑張ってください! 応援してます。 (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - めっちゃ面白いです! なんか胸が締め付けられる!! (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さとさと | 作成日時:2018年1月23日 23時