ちょーだい。12 ページ14
A「…はぁ。」
万理華「どしたの?ため息ばっかついてさ。」
A「考え事ー…」
親友の万理華がため息ばかりの私の口にお弁当の卵焼きを詰め込んできた。
A「危ないから!」
万理華「魂も抜けないように封しておくの!」
万理華「何で悩んでるかは知らないけど
苦しいならやめちゃえば?」
その通りだと思う。
相変わらず紫耀は、違う女の子を見てるんだなぁ
って昨日のことで改めてわかった。
紫耀のこと、想わなければ楽なのに。
〜♪
映し出されたディスプレイには“紫耀”の文字。
≫A、昨日はごめんね?
≫ごはんも用意してくれてたのに…
心配そうに眉を下げる紫耀の顔が浮かんだから
大丈夫だよ。とだけ返した
そしたらすぐに既読がついて
≫今日アイスおごるから、一緒に帰ろう?
A「えっ、」
思いがけない紫耀からの返信に
嬉しくて声をあげてしまった。
万理華「あ、にやけてるよ。」
A「えっ、?」
アイスおごるなんて
きっと紫耀なりのお詫びなんだと思う。
A「本当に子供なんだから…」
こんな他愛もないやり取りで
嬉しくなる今は
まだ紫耀を諦めきれない証拠なんだ。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
お久しぶりです。
更新大幅に遅れて申し訳ありません( ; _ ; )
春休み働いてばかりだったのでお家でゆっくり考える時間が取れませんでした…
少しずつですがまた再開していきたいと思いますので引き続き、評価、お気に入り、コメントお待ちしております。
1117人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さとさと(プロフ) - renchkaさん» 大変お待たせいたしました。本日からPart2公開致しました。移行先でもよろしくお願いします!お話を好きだと言って下さりとても嬉しいです。またコメント下さると幸いです! (2019年10月1日 20時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - このお話とても好きです。続きがとても楽しみです、更新はもうされないのでしょうか? (2019年8月16日 19時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
さとさと(プロフ) - かなてんさん» ありがとうございます!これからさらに胸が痛くなると思いますがかっこいい廉くんをかけるように頑張ります(^ ^)これからもよろしくお願いします〜! (2019年1月26日 11時) (レス) id: 309d93a61b (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - 切なすぎます。頑張ってください! 応援してます。 (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
かなてん - めっちゃ面白いです! なんか胸が締め付けられる!! (2019年1月24日 17時) (レス) id: 4304a3cbc0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さとさと | 作成日時:2018年1月23日 23時