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SG side



いまは、音楽番組の撮影で、スタジオに入り、出番待ち。




デビューして、すぐにたくさんの仕事が貰えていることに、周囲の人の支えをすごく感じる。


全て順調。




Aのことも、ファンが受けいれてくれている様子で、ほっとした。

今日のステージでもきっと、たくさんの人がAの魅力に惹き込まれる。

Aの世界から抜け出せなくなっていく。

Aに、思わず目を奪われ、あまりにも美しすぎて、

息をするのを忘れるほど。

同じステージに立つ俺でさえ、彼女を目で追ってしまう瞬間がある。





SG「俺も重症だな、。」




俺だって、かなり前からAの世界から抜け出せなくなっている。

そう自覚し始めたのは、いつ頃だろうか、、

でも、俺はまだマンネラインに比べてマシな方だと思う。





「ユンギオッパ、考え事ですか?」





下から俺の顔を覗き込むように、上目遣いでこちらを見てくるAに、思わず顔が熱くなるのを感じて、

「うわっ!」

顔が見えないように咄嗟にAを抱きしめた。



SG「やっぱり重症だ、。」

「え、病気ですか、、」

SG「いや、違うんだ。ひとりごと、、。」

「、、、?」



ギュッ、、


SG「?!?!」


急に、Aが俺の背中に手を回してきた、






「オッパ、なにか悩んでるなら私でよければ、話聞きますよ、?」






あぁ、そういうのが俺を悩ませてるんだよ。

なんて言えないけど、。



俺を見つめているAが、あまりにも無防備で、可愛すぎるから、、

ちょっと意地悪してみたくなった。




SG「俺がなんで悩んでるのか分からない?」

「うーん、、、」




考えている仕草まで可愛い。


チュッ、

欲が抑えきれず、Aのおでこにポッポした。


少し頬が赤く染まり、照れたAに、




SG「悩み事なんて忘れたよ。」





そう言って、俺はステージに向かった。

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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時

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