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"なあ、お前の夢はなんだ?"
"お前の夢はその程度なのか、?"
ステージに上がる直前、舞台袖で、このフレーズが頭から離れなかった。
「私の夢って、なんだろう。」
夢とか目標とか、、
今まで、オンニの背中を追いかけるのに必死で、自分自身と向き合うことがなかった。
アイドルになる、?
オンニを助ける、?
それも、そうなんだけど、なにかしっくりこない。
「私、この曲歌う資格あるのかな、、」
RM「どうした?暗い顔してる。せっかくの可愛い顔がもったいないよ?」
「あ、オッパ、」
いつの間にか私の隣にいたオッパは、
さすがリーダーというべきか、この状況でも、小さな変化も気がついてくれる。
RM「俺でいいなら、聞くよ?」
「あー、じゃあ、聞きたいことが、。ナムオッパの夢ってなんですか?」
RM「夢か、、いつか俺たち防弾少年団が、たくさんの人に愛されるグループになること。この8人で、最高の景色を見たい。これが今の夢かな。」
「あ、そういうことか、、」
RM「ん?どういうことか分からないけど、解決したみたい??」
「ありがとう、オッパ!」
さっきまで、なんで悩んでたの?ってくらい、自分の悩みが馬鹿らしい笑
"たくさんの人に愛されるグループ。"
その一員として、輝いていたい。
オッパたちと一緒にたくさんの景色を見たい。
たくさんの人を愛して、
たくさんの人に愛されたい。
「夢、いっぱいあった、。」
今度は欲張りになった気がするけど、それくらいでいいんじゃないかな?
その分、頑張ればいい。
「私、いっぱい頑張らなきゃ!」
RM「頑張りすぎないようにㅋㅋ」
ナムオッパが頭をぽんぽんって撫でてくれたら、
TH「俺もするっ!」
そう言ってテヒョナオッパがやってきた。
JK「ヒョンばっかりずるい!俺も!」
ジョングギオッパも参戦。
まずい、このままだと、せっかくのヘアセットが台無しになる、、
それだけは避けたい、。
「私がぽんぽんしますっ!」
TH「わお!これで今日は頑張れそう!いひひ」
JK「俺はこっちがいい。」
「わっ!」
後ろから抱きついてきて、がっちりホールドされてしまった、、
JK「あと、もうちょい、、、
、、、、、よしっ、充電完了っ!」
「私は充電器なんですか?」
JK「そーいうこと。」
そう言って、ステージに歩きだした。
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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時