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「きっと、、」


これは、'もしも'なんかじゃなくて、

現実で、今で、

この曲をオッパたちが作ったことも、運命なのかもしれない。



彼らに、別れを告げる時。

私はどうするだろうか。



こんな弱い私で、"ごめんね"

でも、"愛してる"

何も言わずに去ることを"許して"





「ごめん、愛してる、許して、、。」

もっと伝えたいことがあるはずなのに、その3つの単語しか言えない。



また、頬を伝う涙を感じた。






JK「A、」

「?!」


グクオッパまで、泣いてて、慌てて涙を拭った



「'もしも'の話ですよ!」

JK「うん、ごめん。ちょっと感情移入しすぎた」

SG「A、。」



ユンギオッパが、見つめてくる。

その視線は何もかも見透かしてそうで、怖かった。

だけど、逸らしてはいけない。そう感じた。



SG「それ、歌える?」

「え、?」

SG「Aにしか、伝えられないメッセージがある気がした。"ごめん、愛してる、許して"たったこれだけの言葉の中に色んな思いが詰まってる。それ、表現できるのAしかいないと思う。」

「でも、そんな歌詞なかったですよね、?」

SG「この曲はまだ未完成。それを入れてやっと完成する。」

JK「ヒョン!」



グクオッパがユンギオッパの手をがっちり掴んで、


JK「お願いします。俺この曲、歌わなきゃいけない気がする。」

SG「お前じゃなくてAに聞いてるんだけど笑」

「歌えます。歌わせてください。」

SG「ん、じゃあ、明日までに仕上げるから、」

「何か手伝うことはありませんか?」

SG「いや、いい、今日は2人とも帰れ。」

「でも、」

SG「1人の方が作業室はかどるから、」

JK「じゃあヒョン、お願いします!」

「うゎっ!」



グクオッパに、引っ張られて作業室を出てきた。



「グクオッパ、、」


ふわっと優しく私を包み込んでくれたオッパは、ぽんぽんと頭を撫でてくれて、安心して力が抜けた。


JK「頑張ったね」


オッパの声が、ひどく優しく、胸に刺さった。

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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時

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