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SG「流すぞ、」


練習が終わってすぐにオッパの作業室に向かって、ほぼ完成した曲を聞きに来た

若干の緊張感に包まれた部屋に、パソコンをタイプする機械音が響いて、息を呑む。





♪〜






聞こえてきた悲しげなメロディ、

さらに歌詞を見て、、




私はどんな表情になってるだろう、、

驚き?悲しみ?いや、もっと別の何か?



「嘘だ、ありえない、、。ボソッ」


オッパには聞こえない程小さな独り言が漏れた、、

あまりにも、今の私にはこの曲は重たかった、苦しかった、




SG「おい、」

「あっ、え、」

SG「泣くほど良かったか?笑」

「?!」



オッパに言われて頬に触れると、涙が伝い濡れていて、自分が泣いていたことに気づいた。




「この曲、」

SG「テーマとしては、恋人との別れ、」

「どうしてこのテーマに、?」

SG「青春の危うさを表現したいんだ」



危うさ、か、、



「"I NEED YOU"、、ですか。」

SG「、、、」



オッパは、じっとこちらを見つめて、私の評価を待ってる

正直、頭の中がごちゃごちゃしすぎて、驚きすぎて、感想なんて考えられない。

でも、きっと、、



「私、この曲歌えないです。」

SG「は?」



私があまりに変な事を言うから、オッパの頭にハテナが浮かんだ、

でも、多分、いや、絶対。歌えない。

重すぎて、苦しくて。



「歌えないです。」

SG「なんで、?」



イライラしたような表情のオッパに、罪悪感を覚えるけど、

何も言えない。



「ごめんなさい、」


ガチャッ

JK「ヒョーン!あれ、A?」



グクオッパがタイミングよく現れてくれて、剣幕な雰囲気が少し和らいだ、



SG「なんだよ?」

JK「あー、別に何となく来ただけなんですけど、忙しかったですか?」

SG「んー、暇ではないけど、ちょっとこの曲聴いてみて、」



♪〜.

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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時

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