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JK side



俺はAに何をしてあげられるんだろう。



「集中させてください。」


表情は見せてくれなかったけど、

そう言うAの声はどこか苦しそうだった。




一人にしちゃいけない。




そう思った。


もっとAの話を聞かなきゃ。

どうしたら話してくれるだろうか、、?








ブー、ブー、

ポケットの中でスマホが震えた。

あ、マネヒョンからの電話だ。


なんてタイミングだよ、なんて思いながら作業の邪魔は出来ないから仕方なく廊下に出た。




JK「もしもし、?」

MG「あ、ジョングギ?」

JK「はい、どうしました?」

MG「Aの事で話が、」

JK「昨日の病院のことですか、?」

MG「まあ、そうかな、」





間の悪い返事をするマネヒョンの声は暗くて、Aの事実を知っていることが予想できた、





JK「ヒョン、どこにいますか、?」

MG「会議室」

JK「すぐ行きます。」





Aのことをサポートするために、マネヒョンと一刻も早く話し合わなきゃ、

練習や取材、色んなスケジュール調整も、マネヒョンもいてくれればAへの負担も減らすことが出来るはずだ。







JK「ヒョンッ!」



会議室で待っていたヒョンは、こめかみを押さえて、いかにも困った、といった様子で座っていた。



MG「ジョングギ、、」



俯いているヒョンの弱々しい声に、俺の中の世界の色が暗くなったように感じた。




JK「ヒョン、僕もAから聞きました」

MG「ああ、それはAから今朝聞いた。」

JK「Aのために、俺に出来ることならなんでも協力します。」

MG「それがだな、、」




マネヒョンが頭を抱える原因、。




MG「口外は絶対にするな。スケジュールも、練習も、今まで通り、変えないでくれって頑なにそう言ったんだ。」

JK「Aが、?」

MG「ああ、防弾少年団のAとして最期の瞬間まで強く生きていたい。そう言っていた。」

JK「それじゃあ、全然負担減らせないじゃん、」

MG「本人の意思だから、、」

JK「、、、」





マネヒョンから聞くAの意思。

強くて、真っ直ぐで、儚くて、俺なんかが簡単に介入できない世界で、

触れることも許されない、

そんな世界で君は今もひとり、。

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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時

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