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コンコンコン、ガチャ
JK「なあ、A」
「どうしました?」
練習の前に、作業室で、曲作りをしていると、ジョングギオッパが部屋に来て、話しかけてくれた。
病気の事を打ち明けてから、ぎくしゃくしてしまうのが嫌だったから、こうやって話しかけてきてくれるのが、ほんとに嬉しい。
JK「どんな曲ができそう、?」
だけど、まるで壊れ物を扱うような、優しくて、少し緊張した声に、距離を感じて少し寂しくなる。
表情も浮かなくて、、
理由なんてわかってるんだけど、。
「どんな曲だと思います?」
体をジョングギオッパの方向から、パソコンに向け直して、顔を見ずに質問で返してみた。
少しだけ、いじわる。
だって、オッパのその悲しそうな表情、見たくないんだもん。
私が見たいのは、いつもの笑顔。
特別な涙や、そんな悲しい顔じゃない。
"いつもの"がほしい
JK「ねえ、」
「なんですか?」
JK「なんでこっち見てくれないの?」
「忙しいんですよ」
JK「ちょっとくらいいいじゃん、」
「集中させてください。」
JK「、、、」
ちょっとムキになってオッパにきつく当たってしまった気がする、、。
あー、もう、何やってんだろ、。
オッパも黙っちゃうし、
この空気、、、
ガチャッ
ドアの方向を向いても誰も居ない。
あ、、
オッパ、出ていったんだ、、。
「何やってんだろ、、私、。」
こんな風に、オッパを傷つけたかったわけじゃない。
ただ、笑っててほしかった。
"いつもの"雰囲気でいたかった。
私の事で、暗い表情してほしくなかった。
「っ、、ごめんなさい、、。」
自分がやってる事と考えてる事の矛盾に、腹が立つ。
思い通りにいかない現実、
最後の最後まで、素直になれない自分。
「ごめんなさい、、ごめんなさい、、。」
何に対して謝ってんだろう、、
なんだか、やるせなくて涙が出そうになったけど、上を向いて涙が零れないようにした。
どんどん視界は歪んでいくけど、耐えた。
だって、泣いたって何も変わらない。
「、、」
ガチャッ、
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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時