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JK side


「私、もうすぐ死ぬの。」









Aが、死ぬ、?

頭が真っ白になった。

今、目の前にいるAが、いなくなるの?





JK「嘘だ。」

「うそじゃない。」

JK「嘘だ。」

「だから、嘘じゃない。ほんとなの、、。
次のカムバが、きっと最後になる、、。」





目の前で、俯くA。

俺は、あまりの衝撃で、さっきからの涙も止まったかと思ったら、

第二波がやってきて、今回はほんとに止まる気がしない。





JK「だって、病院から戻った時、大丈夫だったって言ってたじゃん、あれは、嘘だったの、、?」

「ごめんなさい、、。」

JK「なんで、、」





何に対してこの気持ちをぶつければいい?

なんで、?なんで、?

なんでAが死ななきゃいけないんだ。









「だからオッパ、私を好きになっても未来がない。オッパの幸せな未来を、私は奪いたくないから、」




JK「嫌だ、死ぬなよ。ねぇ、A、。」




「オッパ、、。私だって、死にたくない、、
もっと防弾少年団として、たくさんのアミーの顔を見たい、
オッパたちと一緒に笑い合いたい、
ジョングギオッパを、もっと、もっと、好きになりたい、、、。




ねぇ、なんで私が死ななきゃいけないの、、」




JK「っ、、」








なんでAが、、

神様はなんて残酷なんだ、。

Aの涙でぐちゃぐちゃになった顔に、俺は言葉を失った。







次のカムバが最後、、

人一倍努力家で、Aは誰よりも、防弾少年団として、アミーを愛し、愛された。

そして、俺たちだって、Aの事が大好きで仕方がない。






お願いだから、神様、。

俺から、俺たちから、、Aを奪わないで、、









「私、なんか悪いことしたかな、、
幸せになっちゃいけないのかな、、

オッパたちと防弾少年団になれて、
たくさんのアミーに出会えて、
今、すっごく幸せだって思ってた、、

なのに、なのに、、どうして、、、。」



JK「、、っくそっ!」






行き場のない絶望感。

何に対してぶつければいいのわからない怒り。

俺はこのまま、何も出来ないの、、?

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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時

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