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JK side


JK「好きだよ。」




テヒョニヒョンへの嫉妬から、勢いに任せて言ってしまった、

まあ、それくらいでいいのかもしれない。

意外と俺はAの事になると奥手で、

何かアクションを起こそうと思っても、躊躇ってしまう。

ほんと、こんな自分が嫌になるけど、

今は、褒めてあげたいくらい、笑

よくやったよ、俺。






目の前のAはどんな表情でも可愛い。

今みたいに、少し驚いているのも。






「でも、私たちは、、」

JK「返事はまだ、。」




分かってる。俺たちはアイドル。

一番に愛すべきはアミーたち。






JK「今は、まだ答えないで。」

「え、」

JK「今は、アミーが1番でしょ?」



そっとAの手を取って、甲にキスを落とした。



JK「待つから。その時が来るまで。」



手の甲にキスなんてなんかキザだけど、、

ちょっとくらい、カッコつけさせてよ。







柔らかく、微笑んでみせるAがたまらなく可愛い。

だけど、さっきから思ってたけど、Aをまじまじと見ると、顔色はほんとに良くない。

普段が透き通る白さだから、もう、ほんとに真っ青って感じ。

今朝も、寝ながらうなされてたし、。



JK「やっぱり、具合悪そうだな、、」

「疲れが出ちゃっただけです、笑」

JK「んー、、」



なんか、腑に落ちない。

今まで、疲れなんて一切見せてこなかったAだから余計に、、

心配になる。




JK「この後さ、ちょっと病院で診てもらおう。」

「そんな!大袈裟ですよ!」

JK「お願い、俺たちを安心させる為だと思って、。」

「、、はい、。」



Aが断れない状況を作ってしまう俺は、ずるいけど、Aの為にも、アミーの為にも、今は体を大切にして欲しい。

Aには、Aだけの魅力があって、誰も代わりなんてできない。

Aにしか、できないことが沢山ある。

だからこそ、そのひとつしかない体に無茶はさせたくない。




JK「マネヒョンに病院行くって伝えとくから。」


Aが、不安そうな表情をするから、

思わず、抱き寄せて頭をぽんぽんとして、


JK「大丈夫。疲れてるだけだろ?
気休め程度に、話聞いてくればいいだけだよ。
俺も一緒に行くから。」



Aがこくんと頷いて、上目遣いで、俺を見つめるから、心臓が跳ねた。



「オッパ、安心してください。
私は、絶対に大丈夫ですから。」


俺の腕の中で微笑む天使には、翼が生えているように見えた。

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はるか(プロフ) - いつまで待ったら更新されますか?終わり!じゃないですよね??良い作品なのに (2021年11月10日 3時) (レス) id: b1341da059 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おくぶたえ | 作成日時:2020年2月18日 13時

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