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早速、琳とそのメンバーを講義室に呼び寄せた。
「で、美紅たちはここが本拠地と。取り敢えず、情報の交流をしておいた方がいいかな」
琳はご存知の通りの能力、小春は触れたものに静電気を与える、柚子は10秒間だけ時間を止める、そしてもう1人は小春と同じ小学校出身の、櫻田 悠吏(さくらだ ゆうり)だ。彼は、剣の使い手になる能力で、剣道部の彼にぴったりだ。

私のチームの能力も全て交流し合い、ようやく作戦会議が始まる。
「こうして見ると、集まり方が不思議だね」
小春が言う。2,3年生、男女合同で様々な部活からこのチームは成している。交友関係はあるものの、知り合いの知り合いが多い。小春からしたら、零やハルさんは知らないからな。

「とりあえず、悠吏くん?の剣は僕の能力で作れると思うし、それでいいね。」
「ありがとうございます、えーっと……荒木先輩!」
2人とも名前をうろ覚えのようだ。正直、零と櫻田君の能力は相性がいい。両者、共同戦線に賛同しているようだ。剣の材料である鉄は、英二さんがゼムクリップを大量に買ったり集めたりして調達するらしい。英二さんが自身のパソコンのメモ帳に今までの意見を書いていく。ずっと思っていたが、英二さんはキーボードを打つのが早すぎだ。

「じゃあ、今日はここまでだね。時間も遅いし、早く帰った方がいいよ。」
英二さんが筆談で言うと、小春が素朴な疑問を言う。ちなみにハルの正体は、小春たちには伝えていない。
「小久保さんは帰らないの?」
「大人の事情でね」
「……変なの」
そう言うと、ハル以外の7人が学校を出る。
そういえば、なんで小久保さんは帰らないんだ?

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設定タグ:学園×能力(×ミステリ) , 市販書き(一次創作) , オリジナル作品
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夢詩どれみ(プロフ) - riiuさん» ありがとうございます(^ ^)タイトルには画像を使っています。 (2019年6月26日 22時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 凄いですね…!!所で、タイトルの文字ってどうすればそんな風に出来るんですか? (2019年6月26日 15時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
夢詩どれみ(プロフ) - さぬきさん» ご指摘ありがとうございます!書き直します! (2019年5月7日 18時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
さぬき(プロフ) - 失礼します、学園モノ好きなので、とても面白いです!3点リーダーを2の倍数セット使うと小説っぽくなりますよ、これからも頑張ってください! (2019年5月7日 17時) (レス) id: 640a4ce08b (このIDを非表示/違反報告)
秋桜うさぎ(プロフ) - 篝雫ーカガリシズクさん» いえいえ!こちらこそ読んで頂きありがとうございます! (2019年3月25日 9時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢詩どれみ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月11日 9時

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