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3人は驚いた。何故って、チームになった先輩_零や蓮華さんにとっては友達が人間じゃなかったのだから。それ以外に理由はない。
「見た目や声質に合わないが俺の口調で話す」
ハルさん_といっても中身は英二さん、が片掌を立てて謝る。

「知っている通りだが、俺は自分の口では言葉が話せない。そのせいからなのか、学校では酷い扱いをされた。俺はその原因が話せないことだと思っているから、言葉が話せるようになりたかった。そこで生み出したのがハルだ。ハルは自分が言いたいと思っていることが言えるようにプログラムされている。」
「凄い…神童と言われていたことは知っていたけどこれほどとはね」
私は感心する。自分のできるようになりたいことが知識でできるようになるとは。それが、凄かったのだ。
「言葉が話せるなら、もっと楽しい青春が送れたと思ったんだ。だから、これを望月ハルという名前で母校であるこの学校の生徒ということにした。」
「逆に、今まで気づかれなかったのが凄くなってきたわ」
楽しい青春と言っているが、自分の身体ではない以上、不自由があったのではなかろうか。それを口にする。
「だけど、それで困ったこともあるのではないでしょうか」
「ああ、あるよ。だけど、何かを叶えるために何かを捨てるのは当たり前のことだろう?」
何か格好いい、名言みたいだと思った。言葉を発しているハルさんは当たり前のように言っていたが、隣にいる英二さんはドヤ顔であった。

昼休みがあと数分になったので、講義室を出る。ハルさんは清々しい顔をしていた。

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設定タグ:学園×能力(×ミステリ) , 市販書き(一次創作) , オリジナル作品
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夢詩どれみ(プロフ) - riiuさん» ありがとうございます(^ ^)タイトルには画像を使っています。 (2019年6月26日 22時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 凄いですね…!!所で、タイトルの文字ってどうすればそんな風に出来るんですか? (2019年6月26日 15時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
夢詩どれみ(プロフ) - さぬきさん» ご指摘ありがとうございます!書き直します! (2019年5月7日 18時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
さぬき(プロフ) - 失礼します、学園モノ好きなので、とても面白いです!3点リーダーを2の倍数セット使うと小説っぽくなりますよ、これからも頑張ってください! (2019年5月7日 17時) (レス) id: 640a4ce08b (このIDを非表示/違反報告)
秋桜うさぎ(プロフ) - 篝雫ーカガリシズクさん» いえいえ!こちらこそ読んで頂きありがとうございます! (2019年3月25日 9時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢詩どれみ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月11日 9時

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