Player~気がついたら能力者でした~

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学校に着いた途端、琳がこの世の終わりみたいな顔で私に話しかける。
「琳、さては勉強しなかったな」
「しなくても、いい点とれたらいいだけさ」
「まぁ、それが琳らしいというか……」
今日、つまり2学期中間テスト初日。勉強してきたものの自信のない私達。それは、皆同じのようだった。

しかも私は零や蓮華さんとの関係でゴタゴタしてしまった。からのMasterの実は4人チームでした通告。そのため疲れが出てしまう。そのため結果には自信がない。だけど、中高一貫の為内申点が必要ないのが気が楽になる。


「また明日もテストがあると思うと嫌だなー」
テスト終了後のことである。今回のテストは空白で提出している場所がなかった。私はそのことだけで満足していた。といっても、成績は中の中もしくは中の下なのだから。

次の日もテストは無事に終わり、肩の荷が1つおりた。だけど、もう一つ。それはチームだ。
チームに琳を入れることも考えた。零はOKを出しても、蓮華さんがどうなのだろうか。私を許可した理由も仕方なく、であろう。それに琳を入れたら＿先が見えている。私や零が許可しても、蓮華さんが＿。どの選択肢が正解なのか、わからなかった。

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