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昼休み、零は2年2組の教室に来た。柚子が「美紅に彼氏いたっけ?」とか言う。確かに零は幼馴染だが、彼氏ではない……気がする。

「ちょっと、チームの話がしたい。こっちに来て」
零に腕を引かれ、人通りの少ない場所に行く。有無を言わせなかった。

「僕の思っていることを話す。まず、美紅は僕と、僕は美紅とチームを組みたいことに間違いはないな?」
「うん」
実際、チームを組むとなった時、1番信頼できるのは零だ。組まないといけないなら、零を選ぶのは間違いない。
「そして、問題は蓮華だ。美紅は、蓮華をチームに加えてもいいと思うか?」

園川さんは生徒会副会長を務めている。選挙で当選したのは、信頼があってこそだろう。だけど、私がいるからといい、こちら側に責任がくるのかが問題なのだ。
「園川さんは零が好きなんでしょう?だったら、零に責任を負わせるなんてことはしないはずだと思う」
零は「そういう考えもあったか」と少しだけ感心した後、考えをまとめたようだ。

「蓮華は僕よりも早くPlayerになったんだから、能力が弱いということはなさそうだ。Playerになるのが早いほど能力が強め、という話をどこかで聞いたんだ」
これがもし正しいのなら、園川さんの能力は私や零よりも強いことになる。そうなると、反対の理由はなかった。
「今のことを、蓮華にも伝えておくよ」
零は方針が決まって嬉しいのか、笑顔になる。

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設定タグ:学園×能力(×ミステリ) , 市販書き(一次創作) , オリジナル作品
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夢詩どれみ(プロフ) - riiuさん» ありがとうございます(^ ^)タイトルには画像を使っています。 (2019年6月26日 22時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
riiu(プロフ) - 凄いですね…!!所で、タイトルの文字ってどうすればそんな風に出来るんですか? (2019年6月26日 15時) (レス) id: d32ce14729 (このIDを非表示/違反報告)
夢詩どれみ(プロフ) - さぬきさん» ご指摘ありがとうございます!書き直します! (2019年5月7日 18時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)
さぬき(プロフ) - 失礼します、学園モノ好きなので、とても面白いです!3点リーダーを2の倍数セット使うと小説っぽくなりますよ、これからも頑張ってください! (2019年5月7日 17時) (レス) id: 640a4ce08b (このIDを非表示/違反報告)
秋桜うさぎ(プロフ) - 篝雫ーカガリシズクさん» いえいえ!こちらこそ読んで頂きありがとうございます! (2019年3月25日 9時) (レス) id: a076833f59 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢詩どれみ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年2月11日 9時

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