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クロガネ たんこう はくぶつかん ページ32





「クロガネ炭鉱博物館……!」


ポケモンセンターでポケモンたちを回復させて貰った後。

私の目の前にある建物はクロガネ炭鉱博物館という、炭鉱に関するものが展示されているそうだ。
外に立てられた看板には”炭鉱に行きたくなります”って書かれていたんだよね。……ちょっと楽しみだ。

中に入ってみると、その名の通り炭鉱に関するものが展示されていた。
その内装を見て、少しだけ故郷の博物館……ニビ科学博物館を思い出した。
ここは炭鉱関連が展示されてるけど、ニビの博物館は化石とか骨とか石とかが展示されてたな。


「こんにちは。女性の方とは珍しいですね」

「こんにちは。シンオウ地方の博物館にどんなものが展示されているのか気になって、見学しに来たんです」


展示物を見ていると、男性の職員から声を掛けられた。
やはり炭鉱というべきか、男性の方が訪れることが多いみたいだ。


「もしかして、他の地方から来られた方ですか?」

「はい、カントー地方から来ました」

「カントー地方! 遠い場所からようこそ、シンオウ地方へ!」


こうして歓迎されるのは嬉しい。
やっぱりシンオウ地方にとってもカントー地方は遠い場所なんだなぁ。


「観光ですか?」

「まぁ、観光と言っても間違いではないですね」

「ほほー。シンオウ地方は自然豊かで、多くの神話が存在するんですよ!」

「神話?」

「ええ! 神話についてはハクタイシティに立てられたポケモン像があるので、そちらを見て貰った方がいいかと!」


興味深い話だ。
そうと決まれ、ば早速ハクタイシティに向かおう!


「大変興味深い話、ありがとうございます! ハクタイシティに行ってみたいと思います!」

「シンオウ地方を満喫して下さいねー!」


ありがとうございましたー!と見送られ、外に出る。
タウンマップを広げ、ハクタイシティを探す。


「えーっと、コトブキシティから北に向かって……ソノオタウンから更に北、ハクタイの森を抜けて東に……」


コウキ君が言っていたことを復唱しながらマップを見る。
うーん、まあまあ遠いなぁ。数日掛かりそうだね。


「今日はコトブキシティに泊まって、明日はソノオタウンに泊まって……って感じかなぁ」


今までの経験から考え、おおよその流れを頭の中で考える。
ある程度固まったし、早速向かおう!と足を踏み出したときだ。


「!」


ポケギアが鳴り響いたのは。



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恵野(プロフ) - 羽月さん» コメントありがとうございます! あ、匂わせに気づいちゃいましたか? 続編の方でちょっとしたヒントを出す予定なので、宜しければどんな過去があったのか予想してみて下さい! (2021年10月9日 23時) (レス) id: 1b995d487b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - え、もうめちゃくちゃ好きです!主人公は過去に何かしらあったんだなぁ程度の匂わせで、すぐには公開しないところがめっちゃ好きです! (2021年10月9日 23時) (レス) @page50 id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 黄桃さん» コメントありがとうございます! 完結なんて何十年後になるやら……(遠い目) これからもこの作品をよろしくお願いいたします…! (2021年10月9日 19時) (レス) id: 1b995d487b (このIDを非表示/違反報告)
黄桃(プロフ) - この作品大好きです!完結するまで一生見ます! (2021年10月9日 14時) (レス) id: 5438a1cd42 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 恵野さん» 分かりました。お休みなさい。 (2020年3月31日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:恵野 | 作成日時:2020年2月17日 22時

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