コールバッジ ページ31
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「これがジムリーダーを倒した証……コールバッジだよ」
手渡されたのは、岩タイプを使うジムらしいデザインのジムバッジだ。
……シンオウ地方に来て初めてのジムチャレンジ。まさか突破してしまうとは思わなかった。
「地元のジムを制覇しているくらいだ。何となくこの結果は予想はできたよ」
「そんな、私はまだまだですから」
直球に褒められるとやっぱり嬉しいし、照れる。
「まさかとどめに炎タイプを使われるとはね」
「あの状況だったから使ったんですよ」
「特性もうかだね。炎タイプの技を軽減する岩タイプでも、特性で引き上げられた場合は耐えられなかったみたいだね。特にズガイドスは、岩タイプの中では防御は低い方だし」
「そうだったんですね。でも攻撃が高いから、苦戦しましたよ。攻撃は最大の防御って言葉もありますし、ズガイドスにピッタリです」
「それは嬉しいね」
ついつい話し込んでしまい、ジムを出たのはバトルを終えて20分後だった。
外に出ると、そこにはコウキ君がいて、私に気づくとこちらに近づいて来た。
「お疲れ様ですAさん！ どうでしたか？」
「……ふっふっふ、どうだ！」
コウキ君の問いに私は少し勿体ぶった後、コールバッジを見せびらかした。
私の掌に乗っていたものを見ると、コウキ君は「流石です！！」と興奮したようにそう言った。
「そうだ。Aさん、これからどうします？」
「そうだなぁ、もう少しクロガネシティを見て回りたいなぁ。コウキ君はどうするの？」
「ボクは次のジムに挑戦しに、ハクタイシティへ向かいます！」
ハクタイシティ
コトブキシティから北に向かい、ソノオタウンという町から更に北へ向かうとハクタイの森という場所がある。
その森を抜けて東へ進むとあるらしい。
本来はここクロガネシティからもいけるそうだが、自転車がないと進めないそうだ。
自転車かぁ……カントー地方に置いてきちゃったから持ってないや。買わなきゃなぁ……。まあ、お金はあるからいいんだけどさ。
「じゃあ、ここでお別れだね」
「今度会った時はバトルしてください！」
それでは！と言って、コウキ君はクロガネゲートへ向かって行った。
……さて。
これから私はどこへ行くのかというと＿＿＿
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恵野(プロフ) - 羽月さん» コメントありがとうございます！ あ、匂わせに気づいちゃいましたか？ 続編の方でちょっとしたヒントを出す予定なので、宜しければどんな過去があったのか予想してみて下さい！ (2021年10月9日 23時) (
レス) id: 1b995d487b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - え、もうめちゃくちゃ好きです！主人公は過去に何かしらあったんだなぁ程度の匂わせで、すぐには公開しないところがめっちゃ好きです！ (2021年10月9日 23時) (レス) @page50 id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 黄桃さん» コメントありがとうございます！ 完結なんて何十年後になるやら……(遠い目) これからもこの作品をよろしくお願いいたします…！ (2021年10月9日 19時) (レス) id: 1b995d487b (このIDを非表示/違反報告)
黄桃(プロフ) - この作品大好きです！完結するまで一生見ます！ (2021年10月9日 14時) (レス) id: 5438a1cd42 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 恵野さん» 分かりました。お休みなさい。 (2020年3月31日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：恵野 | 作成日時：2020年2月17日 22時
