べんきょうになります! ページ22
Aさんのバトル姿を見て、色々学びたいです!
そう言ったコウキ君の為、丁度良く対戦を申し込んできたトレーナーとバトルをする事に。
「君より少し早くトレーナーになっただけで、学べることなんてないと思うけど……」
「カントー地方のジムを制覇している人が何を言ってるんですか!絶対勉強になります!!」
こんな熱烈に言われると照れるけど嬉しくも思うんだよね……。
ならば良い所を見せなきゃ!
「いけムックル!」
相手トレーナーはムックルを繰り出した。
えーっと、さっき図鑑で確認した情報によると……ムックルはノーマル・ひこうタイプ。
ヒコザルを出しても良いけど、ここは先程仲間になったあの子にしよう。
「ヒコザルはお休みよ。んじゃ、貴方の実力見せて貰おうかな!コリンク!!」
ポンッと音がなり、飛び出してきたのはコリンクだ。
可愛らしい声で一鳴きし、フィールドに降り立った。
「コリンク、“たいあたり”!!」
先手必勝!
コリンクはムックルに向かって突っ込んでいき、見事技を成功させた。
相手のムックルは攻撃のダメージが残っているのか、動きが鈍くなっていた。
「さぁ、このチャンスを逃がさないで!もう一度“たいあたり”よ!」
「反撃だ!ムックル、“つばさをうつ”攻撃!!」
・
・
「Aさん、本当にコリンクを使うの初めてだったんですか?」
「そうだよ」
対戦相手の少年に勝利し203番道路を後にした。
クロガネゲートと呼ばれる洞窟をコウキ君と共に進む。
先程山男から『いわくだき』の技マシンを貰ったんだんだけど、もう持ってた……。
使ったことはあるけど、シンオウに来てからはまだ一度も使っていない。
「すごいなぁ、ボクもAさん見たいなトレーナーになれるかなぁ」
「私がすごいかどうかは良いとして……。ポケモンを愛してるのなら絶対凄いトレーナーになれるよ!」
だって、私の幼馴染みはジムリーダーとチャンピオンになったんだから。
……もうその背中に追いつく事はできないだろうけど。
「あ、出口が見えてきましたね!」
「うん!」
さて、クロガネシティはどんな所なんだろうか……!
暗い場所から明るい場所へ急に出たことで視界がチカチカしていたが、暫くすると目が慣れてきた。
改めてクロガネシティを見ようと辺りを見渡した……。
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恵野(プロフ) - 羽月さん» コメントありがとうございます! あ、匂わせに気づいちゃいましたか? 続編の方でちょっとしたヒントを出す予定なので、宜しければどんな過去があったのか予想してみて下さい! (2021年10月9日 23時) (レス) id: 1b995d487b (このIDを非表示/違反報告)
羽月(プロフ) - え、もうめちゃくちゃ好きです!主人公は過去に何かしらあったんだなぁ程度の匂わせで、すぐには公開しないところがめっちゃ好きです! (2021年10月9日 23時) (レス) @page50 id: 9c44afdfe5 (このIDを非表示/違反報告)
恵野(プロフ) - 黄桃さん» コメントありがとうございます! 完結なんて何十年後になるやら……(遠い目) これからもこの作品をよろしくお願いいたします…! (2021年10月9日 19時) (レス) id: 1b995d487b (このIDを非表示/違反報告)
黄桃(プロフ) - この作品大好きです!完結するまで一生見ます! (2021年10月9日 14時) (レス) id: 5438a1cd42 (このIDを非表示/違反報告)
遊星(プロフ) - 恵野さん» 分かりました。お休みなさい。 (2020年3月31日 22時) (レス) id: cc3dcebb37 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:恵野 | 作成日時:2020年2月17日 22時