no.43 ページ7
一星「何を忘れたんですか？」
A「えっと…筆箱だけど」
一星「筆箱ですか…あっ！！」
一星くんはドキッとしたような表情を見せた。
一星「…その筆箱って薄い水色でチャックに星のキーホルダーがついてるやつですか？」
一星くんは何故か恐る恐る訪ねて言った。
A「えっ？そうだけど…何で知ってるの？」
一星「ちょっと来てください！！」
そう一星くんは言い、いきなり私の手を取り教室を出ていった。
A「いっ一星くん⁈」
一星「黙ってついてきてください！！」
☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.*:.｡.☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.*:.｡.☆*:.｡.*:.｡.*:.｡.
一星くんが向かった先は…リサイクルコーナーだった。色んな資源ゴミや燃やせるゴミがまとまって置いてあるスペースだ。
A「一星くん…何でここに？」
一星「これ…見てください」
一星くんは燃やせるゴミの方へ指を指した。
そして私は絶句した。
A「こっこれ…私の筆箱…」
燃やせるゴミのコーナーのところに何故か私の筆箱が捨ててあった。
一星「どうゆうことですか？」
A「わかんない…」
口では“わからない”と言ったけど私は直ぐに直感的に分かった。
これは愛たちがしたって事を…
A「まっまあ…とりあえず見つかったから良かったよ！！ありがとう…」
私は直ぐにその場を立ち去ろうとした。
だけど一星くんが私の腕を掴んで離そうとしない。
一星「おい…どうゆう事だよ…」
A「いっ一星くん！？」
一星くんのあまりの変貌ぶりに私は思わず声を裏返らせてしまった。
一星「どうゆう事かって聞いてんだよ…」
A「だから私は知らない…」
一星「知らないはずねーだろ⁈
何か知ってるからそんな冷静でいられるんだろ⁈」
A「もう離して！！」
一星「やだ…」
A「は⁈」
一星「離さない」
A「もう関わらないで！！」
私の叫び声が静かな廊下に響き渡った。
その後は沈黙が流れた。
窓から、沈みかけた夕焼けが私たちを静かに照らす。
すると私の叫び声を聞いてある人物が姿を現した。
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吹雪士郎 - 楽しく見させてもらっています。僕はこの作品が好きです。更新楽しみにしています。 (2020年5月17日 17時) (
レス) id: 2920096cab (このIDを非表示/違反報告)
桜夢亜羅 - イナイレの風丸大好き♪リンさん» 遅れてすいません（汗）ありがとうございます！！これから野坂くんと一星くんと夢主ちゃんの関係が大きく進展するのでご期待ください！！ (2020年1月18日 18時) (レス) id: 14e386f460 (このIDを非表示/違反報告)
イナイレの風丸大好き♪リン(プロフ) - 続編おめでとうございます！ 今回はシリアス多めと書いてあったので楽しみです！(シリアス大好き← もちろん！恋愛要素も大好きです←) (2020年1月16日 0時) (レス) id: e6fb3fbc8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜 夢亜羅 | 作成日時：2020年1月15日 19時
